梅干しを頂いたり、自宅で塩漬けを行った場合に知っておきたいのは、美味しい梅干しの塩抜き方法だと思います。
塩抜きが不十分な場合、ご飯を食べ過ぎてしまうだけでは無く、高血圧症等の生活習慣病が発生してしまう確立が上がったり、むくみ等が起きやすい体質になる可能性が有ります。
また、梅干しの塩抜きは、スーパー等に並ぶ安価な梅干しや、正直、お世辞にも美味しいとは言えない梅干しにも応用出来ますので、気分転換がてらに「実験」してみるのも楽しいです。
一般的な梅干しの塩抜き方法
梅を処理し、「塩漬け」による「浸透性」によって加工しますので、梅干し自体の塩分濃度は高いです。
ですので、前日か数時間前に水やお湯に漬けておけば、普通に食べられる位は塩抜きが出来ている筈です。
ただ、水やお湯に漬けるだけの塩抜きは、どうしても梅干し自体が腐敗しやすい状態ですので、「都度」塩抜きされるのが一番です。
「酢」に漬けて塩抜きするのも良いと思いますが、単純に梅干しの「塩抜き」がしたい場合は、「水・お湯」が良いと思います。
「甘み」については好みが別れるかも知れませんが、甘くて美味しく食べたい場合は、「はちみつ梅干し」にするのが、個人的には好きで、「水・お湯」のように「水臭さ」を感じる事は有りません。
はちみつ梅干しにする場合の塩抜き方法
まず、梅自体を掃除し、「塩」「にがり」に30日以上漬け、天日干しを経た状態の「白梅干し」と呼ばれる状態だとします。
完全に浸る量の沸騰させたお湯に「はちみつ」を加えて冷ました後、「白梅干し」を完全に浸し、30日程度冷蔵保存します。
冷蔵庫の容量やスペースにもよりますが、数個程度であれば、密封出来る「タッパ」「ジップロック」でも構いませんが、出来れば「密封出来る瓶」が良く、ジャム等が入っていた瓶でも構いません。
もし、カビや腐敗等が心配な場合は、瓶に「白梅干し」と「はちみつ溶液」を入れ、湯煎等でひと煮立ちすると、消毒出来、温度差で密封出来ます。
この時の注意点は、「急激に冷まさない事」で、冷水に当てたり、氷水で冷やすと「結露」が出来、腐敗の原因になってしまいがちです。
恐ろしい程塩辛い梅干しの対処法
ある意味「干からびた」ようにしか見えない塩辛い梅干しは、さっと水洗いしてから「梅昆布茶」に入れたり、「お茶漬け」の薬味に使用すると便利で、「調味料」「薬味」的な使い方です。
「梅干しは、食べ過ぎによる下痢を改善?根拠」の記事も参考にしてみて下さい。