ウーパールーパーは、どこか神秘的で笑っているような感じが可愛いですよね。
沢山の種類が存在しているみたいですが、私も含め、多くの方は、アルビノのウーパールーパーを思い浮かべるとは思います。
一昔前は、かなり流行ったらしく、家で観賞用に購入した方も多いとは聞きましたが、今でもコアなファンが多いと言われています。
私の周囲には、ウーパールーパーを飼った人は居ないと思いますが、あなたの周囲はどうですか?最近では食用とかにも利用されているみたいですので、かなり可愛そうな気もしていまいます。
当記事では、ウーパールーパーの寿命について と、悲しい情報ですが、寿命が来たら本当にひっくり返ったり溶けたりするのか?についてまとめました。
ウーパールーパーの寿命は?
白っぽくていかにも繊細な印象しかありませんが、適切な環境で飼育出来ているのであれば、寿命は、7〜10年位だと言われています。
個体差によるとは思いますが、10年以上は頑張って生きてくれるウーパールーパーも居るみたいですね。
繊細なのは繊細だと思いますが、尾や手足が少し切れた位でも、再生する事が出来てしまう位の強さはあります。
調べていて驚いたのですが、「ウーパールーパー」は、「流通名」でしか無く、実際は、「メキシコサンショウウオ」と呼ぶのが正しいみたいです。
私達が知っているアルビノの種類は、「突然変異」だと言われていて、最近は水質汚染等の影響で個体数は減少する一方みたいですね。
今は、何を考えているのか、唐揚げにして食べる人も居るみたいですが、近い将来、希少な存在になってしまうかも知れません…
「サンショウウオ」なのは、パッと見た感じで分かる方が多いとは思いますが、日本に存在する「オオサンショウウオ」や「サンショウウオ」とかと姿が、大きく異なりますよね。
これは、幼生状態のまま、成体に成長するウーパールーパーの特徴の一つだと言われていいます。
つまり、「ひよこ」のまま大きくなったり、カブトムシの幼虫のまま大きくなったりする感じですね。
同じ両生類であれば、オタマジャクシのまま大きくなる感じです。
この幼生状態のまま成体になる事が、強い再生力の秘密みたいですね。
ウーパールーパーは、寿命が来たらひっくり返る?
寿命が来ているのかは、その時の状態によって異なりますが、ウーパールーパーは、弱ってしまうとひっくり返る事が多いです。
ひっくり返ると人間の方がパニックになってしまい、水を変えたり、栄養や薬をあげたり、餌をあげたりしてしまうと思いますが、基本的には、専門家に実際の状況を見て頂くのが一番です。
あとは、水温に異常は無いか?フィルター等の部品に異常は無いか?等を確認する位しか出来ません。
本当にその状況を見ないと断言は出来ないのですが、水を変えたり、フィルターが詰まったり、水温が高すぎたりするだけでもひっくり返ると言われています。
もちろん、急激な環境の変化に弱いので、いきなり水を変えたり、水温を急激に変えたりする事は絶対にやめた方が良いみたいですね。
その種類や状況によって多少異なるみたいですが、通年を通して15〜20度位が良いと言われていて、クーラーや暖房機器等をつけ始めたりするとひっくり返る事が有るとも言われています。
特に最近は異常気象が原因で、夏は高温になりがちです。
ウーパールーパーにとっても、夏は危険過ぎると言われていますので、温度管理は注意が必要みたいですね。
ちなみに、水温30度はウーパールーパーには、蒸し風呂状態で地獄みたいです。
ウーパールーパーは、寿命が来たら溶ける?
多分ですが、水槽内で放置してしまった事が原因で、腐敗してしまったのかな?とは思います。
あとは、まだまだ子供で、身体自体が繊細だからかも知れません。
意外と忘れてしまいがちなのですが、大切なウーパールーパーに寿命が来てしまった場合、土に埋めたり、川等に流してしまうのは、絶対に駄目だと言われています。
理由は、病気の原因菌が流出して在来種に影響を及ぼしてしまうからだと言われています。
ペット用の火葬か、私は絶対に出来ませんが、生ゴミとして出すですね。
今のウーパールーパーは、日本生まれ日本育ち
ウーパールーパーの商用取引は禁止されていますので、現在日本に居るのは、全て日本生まれ日本育ちだと言われています。
一番人気だと言われているのが、黒目のアルビノ種だと言われていて、実は赤目よりも人気みたいです。
実際購入すると、1000円〜1500円位で入手可能ですし、維持費と言うか、餌、薬、水槽、フィルター等を考えても、大半の熱帯魚や両生類系を飼うよりも安いとは言われています。
好きだけれど、仕事や家庭の事情で、そこまで世話が出来ないと言う方にも人気だと言われています。
上手く大切に育てる事が出来れば、30センチ前後にはなると言われていますので、本当、恐竜か妖精みたいになってしまいますね。
可愛いには変わりないですが!
きせまめのウーパールーパーの寿命まとめ
詳しい人以外には分からないと思いますが、「両性網有尾目トラフサンショウウオ科トラフサンショウウオ属」と言う種類なのはおいといて、このトラフサンショウウオ科で幼形成熟した個体の事を「アホロートル」と呼ぶみたいです。
アメリカやスペインとかも、「アホロートル」と呼ぶ筈で、一瞬、「アホトロール」に見えて期待したのは内緒です。
私個人的には、現在日本に居るウーパールーパーは、日本生まれ日本育ちだった事は驚きました。
ただ、そのウーパールーパー達は、故郷を知る事は無く、プラスチックやガラスの空間しか知らず、自由に求愛する事も無いのか…と考えると、なかなか、飼えなくなってしまいます。
もし、ウーパールーパーを飼うのであれば、これ以上無い位の愛情を注ぎ込んで、少しでも、幸せとか安心とか感じて貰えるように、頑張らねば!と思いました。