日本橋山王祭の全日程と下町連合渡卸の魅力

日本橋山王祭は、毎年6月7日から17日頃にかけて「日枝神社」で開催される「江戸三大祭り」の一つで、「日本3代祭り」でもあります。

西暦で数えて偶数年にのみ開催されるのが特徴の一つの「例大祭」で、当時、「日枝神社」は「江戸山王大権現」と呼ばれていました。

 

6月14日頃には「山車・神輿宮入」が夕方の4時頃から開催され、6月15日頃には12基以上の神輿が集まる「下町連合渡御」が朝の9時半から昼の3時頃迄開催されます。

「下町連合渡御」は「茅場町」「八丁堀」「京橋」「日本橋六之」等のエリアを「京橋一の部連合町会」「京橋七之部連合町会」「日本橋六之部連合町会」「日本橋七之部連合町会」等の町会が中心となり、全ての下町が強力して行う事でも有名です。

 

日本橋山王祭の行事

主な行事としては、「祇園祭」「日枝神社境内園並狭山新茶奉納奉告祭」「山王子供まつり」「表千家家元献茶式」「神幸祭」「山王御祓並鎮火祭」「氏子連合宮入」「納涼大会 山王音頭」「稚児行列 子供まつり」「例祭奉幣」「下町連合渡御」「煎茶札道日泉流献茶式」「裏千家家元献茶式」等が有名です。

「納涼大会 山王音頭」は、毎年6月の13日から6月の15日、夕方の6時半から夜の8時にかけて開催され、初めて来られた方でも楽しく参加出来るような構成にして頂いています。

 

賑やかで和やかな雰囲気の中、風情ある夜店も沢山有りますので、不思議とどこか懐かしい気持ちにさせてくれます。

「稚児行列 子供まつり」は、毎年6月の13日頃、昼の1時と2時の2回に分けて、3歳〜6歳の可愛らしいお子様が参加される行事で、事前申し込みすれば参加する事も可能です。

 

大切で可愛らしいお子様が装束をまとい、「茅の輪」をくぐり、「お祓い」を受けます。

「日本橋山王祭」の「茅の輪」は、「茅の輪くぐり 山王御祓並鎮火祭」「例祭奉幣」にも使用されている位有名で、こちらの方が知名度が高いかも知れません。

 

「茅の輪くぐり 山王御祓並鎮火祭」は、年2回開催される「神事」の一つで、「日枝神社」内で6月の30日頃、昼の3時位から開催される「神事」です。

日常の中で知っている事も含め、「罪」「穢れ(けがれ)」を大きな「茅の輪」をくぐり、「祓い」「浄化」して頂きます。

 

「例祭奉幣」は、毎年6月15日頃、昼の11時頃から開催される「祭儀」で、「日枝の舞」等の希少な奉奏等を観る事が出来、沢山の観光客で賑わいます。