ご祝儀袋にふくさは本当に必要?失敗例

「ご祝儀にふくさは本当に必要なのかな?」と言う疑問を持たれている方も多いと思います。

きせまめも幸せな事に(ブログに書けるからと言う意味では無く)友人の結婚式に招待して頂きましたので、きせまめも含め、色々なやり方を実際に見て来ました。

 

まず、結婚式のご祝儀袋を「袱紗(ふくさ)」で包むべきかどうかが気になると言う方も多いと思いますが、「有るなら包んでおいた方が良い」と言うのが正解のようです。

もちろん、「格式高い結婚式」であれば、必要だとは思いますが、最近多い「親族と友人中心婚」「カジュアル婚」「ホームパーティー風」等の「少しくだけた」雰囲気の結婚式であれば、ご祝儀袋を大切に扱っているのであれば、そこまで必須では無いのかな?とも感じました。

 

実際にきせまめが過去に参加させて頂いた結婚式では、ふくさで包む方と包まない方に分かれていました。

ですので、当記事では、「基本」を知って頂いた上で、「自己判断」に任せるしか無い気もします。

 

「袱紗(ふくさ)」の本来の意味

一般的に「冠婚葬祭」で「お金」と言う「俗」な物を包む場合は、ふくさに包む事が常識だと言われています。

結婚式と言う「神聖な儀式」に「お金」と言う「俗」な物を持って来てしまっている事、それをお渡しする事を「隠す」と言う意味合いも含まれています。

 

とりあえず、「袱紗ってどんなのだったっけ?」と言う方も居られると思いますので、一応画像も載せておきます。

袱紗 画像

 

>>結婚式向け袱紗の詳細はこちら

 

また、ふくさには祝儀袋を汚さない、「水引き」等を保持したままにする意味も有り、様々な形が有るとは思いますが、結婚式にはどの種類の形を使用しても問題は有りません。

重要なのは、「色」です。

 

個人的には、「慶事用」「弔事用」でふくさの包み方、開き方が異なりますので、初めて購入されるのでしたら、「金封袱紗」と呼ばれる「ブックカバー」のような形状のふくさを使用するのが無難だと思います。

ふくさの「色」に関しては配慮が必要で、結婚式には一般的に言う「ダーク系」の色のふくさは適していません。

 

結婚式は「お祝い事」ですので、「赤色」「桜色」「橙色」「萌黄色」「金色」等の明るい色を選択すると良いとされています。

可愛らしい「花」や「鶴」等があしらわれている物も多く、良い意味で分かりやすいと思います。

 

最近ではデザイン優先の変わった色のふくさも販売されていますが、結婚式の主役は新郎新婦ですので、あまり目立ち過ぎてしまうのも考え物です。

それ位でしたら、2次会の服装に投資した方が良いとは思います。

 

一つだけ例外の色が有り、「紫」色のふくさに関しては、「冠婚葬祭」のどの状況でも使用する事が出来ます。

ふくさの重要性に気付いて頂いたが、正直、何種類もふくさを持つのは煩わしいと言う場合は、紫の「金封袱紗」を1つ所持しておくと色々と便利です。

 

きせまめも「金封袱紗」のオールラウンダーな「紫」を使用しています。

失敗や間違いは起こりにくいです。

 

ふくさの代用品

ふくさを「ハンカチ」「風呂敷」「長財布に挟む」等で代用される方も時々居られますが、100円均一やホームセンター等で「金封袱紗」を安く購入する事も可能です。

通常の布一枚の「ふくさ」は、「冠婚葬祭」で使用する物ですが、結婚式用の「包み方」「出し方」「直し方」が有りますので敷居が高く、失敗し易いので、挟むだけの「金封袱紗」が良いです。

 

間違ってしまうと、非常に失礼に当たりますし、受付であまり手間取ってしまうと後ろの方に迷惑になってしまいます。

その時は結婚式ではありませんでしたが、きえまめは、御祝儀を地面に落下させてしまう場面を目撃した事が有り、会場が少し凍りました。

 

きせまめの感想

社会人になると想像以上に「冠婚葬祭」に参加する場面が増えますし、結婚するとより増えるみたいです。

そんな時は、「冠婚葬祭」全てに使える「紫」の「金封袱紗」を1個持っておくと便利です。

 

最近では、「慣習」や「決まり事」、「暗黙の了解」等が無くなって来たと言われていますが、何事においても、「基本」を知っておくと、悩む事は有りません。