ワキガは多汗症と同様に「ストレス」「食事」「間違った対処法」「遺伝・体質」も関係してしまいますが、ワキガは、「汗腺から分泌される匂い」もしくは、「常在細菌」や「菌・雑菌」によるものが原因と言う点が違います。
また、多汗症とワキガでは、「匂い」に関しても明確な違いが有り、ワキガの場合は、「菌・雑菌」では無く、「汗腺」が原因の場合は、専門の医療機関で治療しない限り、完治させる事は出来ません。
「クリニック」「美容外科」よりは、「病院」で治療した方が仕上がりが良いと言われておりますが、「クリニック」「美容外科」でも素晴らしい腕をお持ちの先生が居られますし、病院で治療してもイマイチな場合も有ると聞きますので、判断が難しい所だと思います。
ワキガの大きな原因と違い
多汗症とは違い、ワキガは「アポクリン汗腺」「エクリン汗腺」が大きく関係していて、「アポクリン汗腺」がワキガの匂いを生じさせていると言われています。
この、「アポクリン汗腺」は遺伝によって受け継がれやすく、「ストレス」「食事の種類」によって匂いは強くなります。
多汗症と同様、「油・脂肪」によって分泌量や匂いが強くなり易く、特に「動物性脂肪」「動物性タンパク質」が多い食生活の方は、少し意識するだけでも変わって来る筈です。
多汗症の大きな原因と違い
実際に多汗症はワキガとは違い、原因は人によって異なり、「ストレス」「食事」「間違った対処法」「ホルモン」「遺伝・体質」の中の一つ、もしくは複合してしまった事が原因だと言われています。
病院で治療する必要が有る場合から、少し生活習慣を改善するだけで大丈夫な場合が有り、自分の多汗症の原因を知る事が大切です。
もし、自覚出来る程明確なストレスや不安を感じた時に多汗症になる場合は、「交感神経」の働きが強くなり、発汗していると言われていますが、現時点で具体的なメカニズムは説明出来ていないと言われています。
「食事」に関しては、「動物性・植物性」を問わず、「油・脂肪」が多い食事生活が習慣化してしまうと起きやすいと言われています。
「間違った対処法」に関しては、「ピーリング」「制汗剤」「汗対策」「乾燥」等の使い過ぎ等の間違った対処法によって、「汗が出にくい状況」を作り出してしまい、多汗症の発症、もしくは悪化・深刻化させてしまった場合です。
身体は「適応化」しますので、汗の分泌を妨げる事が有れば、以前よりも汗の分泌量を増やします。
「ホルモン」に関しては、成長期やストレス、妊娠や閉経期、月経等、ホルモンバランスが崩れる状況になると起きる場合が有ります。
「制汗スプレーの害は?非常に恐ろしい結果に」の記事も参考にしてみて下さい。