四面楚歌の意味と由来、使い方、類義語と反対語のまとめ

<スポンサーリンク>
ハロゲンヒーターで日焼け・やけどになる?

四面楚歌は、最近であれば、ニュースや新聞、ネットの記事等で見る事が多いと思います。

政治や経済系、グループや組織等について説明される時に使用される事が多いとは思います。

 

「ワンマン経営で巨万の富を得た事で有名なA氏は、同氏の成金的とも言える趣味や立ち居振る舞い、差別的なツイッターの発言等が物議を醸し、大手取引先数社が撤退した事が話題になりました。

今季の業績は大きく転落し、今までの言動もあって、実直経営で大抜擢された副社長との溝も深くなり、副社長に賛同する社員も多く、今回の重要な役員会議では、まるで、四面楚歌だと言われています。」

 

私も含め、殆どの方は、見渡す限り敵ばかり、窮地に陥っている状態と言った、漠然としてニュアンスは理解していると思います。

ですが、「何で歌なの?」「楚って、どの時代のどこだったっけ?」と言った、少し掘り下げた意味を考えると、少しだけ自信が無いとは思います。

 

当記事では、四面楚歌の意味や由来、使い方や類義語、反対語、書き下し文について説明させて頂きます。

 

四面楚歌の意味って?

後述する由来を見ると簡単にイメージ出来ると思いますが、とにかく、周囲ぐるっと見渡す限り敵だらけ、もちろん、助けも無い状態です。

完全に敵に囲まれて孤立してしまい、救いの手を差し伸べる人も居ません。

 

現在では、反感、対立意見、敵対心を持っている人が、グループなり、組織の中で埋め尽くされているような状態です。

一人だけの場合も使いますし、反対派と比較した場合、圧倒的に数の上で不利な状態の人数しか居ない場合にも使う事が出来るみたいです。

 

他には、「行き詰まり」「袋小路」的な状況にも使用される事があります。

 

四面楚歌の由来は?

三国志等で有名な「楚」の国の「項羽(こうう)」が、「漢」の国の「劉邦」と戦った時代がありました。

「漢」の国が優勢で、「項羽」の率いる「楚」の軍は、「該下(がいか)」で完全に包囲されてしまっている状態です。

 

絶望的とも言える戦況の中、夜も更け、周囲を囲っている「漢」の軍は、「楚」の歌を盛大に歌い始めました。

その歌が盛大に歌われる状況の中、項羽達は、「我々の楚の歌が敵軍から盛大に流れている…(楚の)民達は、漢軍に降伏してしまったのであろう…」と、嘆き驚いてしまったと言われています。

 

この絶望的な戦いがキッカケで、項羽はこの世を去りました。

「四面」は簡単かも知れませんが、周囲や四方の意味ですね。

 

四面楚歌の使い方って?

周囲が敵ばかり、助けも無いような状況です。

 

あなたは、ヘッドハンティングされ、世界的にも有名な企業で活躍する事になりました。

 

ですが、何故か空回りする事も多く、なかなか周囲との連携も上手く行きません。

そこで、みかねた部長が、「Aさん、まずは周囲との信頼関係の構築を優先すべきだよ。そのままだと、四面楚歌になってしまうよ。」と、あなたを諭します。

 

他には、「そう言えば、7月入社のAさんって知ってるか?」「ああ、(有名企業)Cから来た人だろ?」「うちの会社は、何よりもチームワークが無いと駄目なのに、ちょっと強引過ぎて浮いてるみたいだね。」「そうか、四面楚歌になって、前任者みたいにならなければ良いけどね。」等も正解みたいです。

 

四面楚歌の類義語と反対語は?

●四面楚歌の類義語

類義語の四字熟語であれば、「孤立無援」「五里霧中」「孤軍奮闘」が近いです。

他には、「背水の陣」「八方塞がり」「立ち往生」「万事休す」「行き詰まり」「千日手」「為す術なし」等ですね。

 

上記の四面楚歌の類義語の殆どは、簡単にイメージ出来ると思いますが、「千日手」はちょっと意味が分かりにくいかも知れません。

「千日手」は、将棋やチェス等をされている方なら、聞いた事が有ると思いますが、「局面が全然進まない状況」です。

 

元々、「千日手」は、将棋のルールの一つで、同じ局面が4回現れてしまった時、「千日手」のルールが成立し、無勝負になってしまいます。

 

●四面楚歌の反対語

周囲が敵ばかりで行き詰まった状況の反対ですので、「一致団結」「和衷共済」「呉越同舟」「順風満帆」「自由奔放」です。

「一致団結」「自由奔放」は、文字通りの意味ですが、それ以外は、ニュアンスは分かっても、何故その言葉が生まれたのか?が少し分かりにくいとは思います。

 

●「和衷共済」

「和衷共済」の「和衷」は、「心を合わせる」、「共済」は、「お互いに助け合って、力を合わせて何かをする事」です。

 

●呉越同舟

「呉越同舟」の「呉越」は、中国の春秋戦国時代に存在した「呉」と「越」の国から。

「同舟」は、そのまま、同じ舟に乗り合わせる事です。

 

そのままだと、「呉と越の人々が同じ舟に乗る事」になってしまい、分かりにくいのですが、春秋戦国時代の呉と越の国は対立状態でしたが、同じ場所、境遇に立てば、助け合ったり、協力しあう事が出来ると言う話です。

「じゃあ、実際に仲良くなるエピソードが?」と思うかも知れませんが、呉と越は、非常に険悪な仲で、40年近く争い続けたと言われています。

 

例えばですが、春秋戦国時代に呉と越がいがみ合っている中、地球侵略の為に宇宙人が攻めて来たとすると、戦っている場合では無いので、協力し合うかも知れないでしょ?と言う話みたいです。

 

きせまめの四面楚歌まとめ

もし、自分がリーダーなり、一定数以上の人数と何かを進めていく必要が有る場合、四面楚歌の状態って、怖すぎますよね。

あと、実際に私の周りにも居るのですが、明らかに周囲は「サボりたい」「ダラダラしたい」等、「自分さえ良ければ…」的なネガティブな集団だらけの場合、結局の所、自分が折れないと駄目だったりしますので、集団で行動するのって、「運」もあるのかな?って思ってしまったりします。

 

頑張っている人を四面楚歌にするのは論外ですが、自分もそうならないようにしたいですね。

 

<スポンサーリンク> <スポンサーリンク> <こちらの記事もどうぞ>

コメントを残す

このページの先頭へ