江戸川花火大会は、「エキサイティング花火」と言われるだけあって、世間一般的な花火大会とは表情が違う花火や演出を楽しむ事が出来る花火大会です。
もちろん、ただ単純に珍しい花火が沢山有ると言う訳では有りません。
8種類のテーマに合わせて打ち上げられていて、毎年来ている人でも飽きさせない工夫も至る所に見られます。
私達が想像も出来ないような努力の積み重ねもあって、近年では、江戸川区側が約90万人、市川市側が約50万人の合計約140万人が来場しています。
人気の花火大会でも、30万人〜50万人と言われていますので、圧倒的過ぎますよね。
約140万人と言う数字は、全国で開催されている本当に沢山の花火大会の中でもダントツ1位です(2位は隅田川花火大会です)
打ち上げ数がかなり多い花火大会になると、25000発と言う場合も有りますが、江戸川花火大会は14000発ですので、量より質で勝負している感じですね。
一般的に規模が大きめの花火大会では、8000〜10000発ですので、14000発も十分多いと思いますが・・・
当記事では、2018年度の江戸川花火大会について、有料席や穴場、最寄り駅や場所に関する情報について説明させて頂きます!
2018年の江戸川花火大会について
毎年8月第一土曜日に開催されていますので、今年2018年は、8月4日の土曜日に開催される予定です。
雨や雷が酷く、中止を余儀なくされる場合は、翌日の8月5日の日曜日が予備日です
打ち上げ場所は、江戸川区上篠崎1丁目25番の都立篠崎公園先の江戸川河川敷です。
ご存知の方も多いとは思いますが、江戸川区では、「江戸川花火大会」、市川市では「市川市民納涼花火大会」と言う名称です。
毎年、8種類位のストーリー性豊かなプログラムが用意されていて、今年は
▲19時15分〜 咲き誇れ!情熱江戸川花火!
▲19時25分〜 ダイヤモンド富士〜永遠の輝き〜
▲19時35分〜 パステル★EDOGAWA
▲19時45分〜 真夏のスターダスト
▲19時55分〜 あっちこっち♪ミツバマーチ♪
▲20時05分〜 ブルーシンフォニー〜瑠璃の雫〜
▲20時15分〜 紅の電光石火
▲20時25分〜 夢幻の彼方へ
もう、プログラム名を観るだけでワクワクして来ますね。
あと、140万人が来場する大規模な花火大会ですが、他の花火大会よりも夜店が明らかに少ないですし、風下ですので、煙が凄いです。
もし、初めて行って、「水分とか夜店で買えば大丈夫!」だと思う方は、コンビニやスーパーで買ったり、前日に冷凍しておいた方が良いと思います。
一応ですが、江戸川と市川でしたら、市川の方が夜店が多く、有料席も用意されています。
江戸川区花火大会に初めて行く人は注意が必要ですが、花火大会開始直前位からは、移動する事が難しく、お手洗い、夜店への買い出し等が困難になります。
もちろん、場所によりけりなのかも知れませんが、お手洗いは少し前に済ませておき、食品や飲料は事前に購入するようにして下さい。
江戸川花火大会の有料席について
最近の花火大会は、特等席とも言える所は有料席で埋まっているのが当たり前になりつつありますが、江戸川花火大会に有料席は用意されていません。
厳密には違うのかも知れませんが、合同開催している「千葉県市川市民納涼花火大会」の有料席を利用するのも一つだと思います。
毎年、6月下旬(2017年は6月25日)の朝10時ごろから販売が開始されます。
購入する場合、「市川市民納涼花火大会」の公式サイトかチケットぴあから可能です。
▲定員4名 浅敷席 1マス 18000円
▲定員2名 スロープ席 1シート 10000円
▲定員1名 椅子席 1席 6000円
市川市民納涼花火大会公式サイト>>https://www.ichikawa-hanabi.jp/
チケットぴあ>>https://t.pia.jp/
先着販売ですので、予約時点で完売してしまいますが、当日販売もされていません。
他には、屋形舟等も有るみたいですよ。
江戸川花火大会の穴場に関して
ブログやSNSが増えましたので、穴場とは呼びにくくなりましたが、地元の方に人気の場所について触れさせて頂きます。
▲市川市側の江戸川河川敷
殆どの方は江戸川区の河川敷に行きますので、市川市側は比較的空いています。
大和田5丁目付近の河川敷で、地元の方が軽く楽しむ姿が多い気がします。
▲篠崎ポニーランド
打ち上げ場所から近く、周囲は人気が高い場所ですが、篠崎ポニーランド周辺の混雑はマシです。
アクセスも簡単で良い穴場の一つだと思います。
▲篠崎公園
打ち上げ会場から近い分人気ですが、そこまでこだわらなければ、当日でも広めのスペースでゆっくりと観る事が可能です。
「浅間神社」駅から徒歩数分圏内ですので、アクセスも良く、時間によっては駐車場も利用出来るのが嬉しいですね。
第一、第二も有りますが、打ち上げ場所から近い第一が人気です。
▲篠崎緑地
東京ドーム6個分と言う圧倒的な広さが魅力の一つで、周囲をそこまで気にせずに足を伸ばせるスペースを確保出来る場合が多いです。
近すぎますので、苦手な人も居る位です。
▲小岩緑地
打ち上げ場所から離れている分、人気は有りませんが、ゆったりと観たい方にオススメの場所です。
少し歩けば夜店も有るのも魅力だと思います。
▲大州防災公園
篠崎公園と対になるかのような穴場で、会場から離れている分、混雑具合は大分マシです。
▲大州防災公園
打ち上げ場所から距離が有りますので、そこまで混雑しませんが、花火を正面から楽しむ事が出来る穴場です。
▲総武線橋下
江戸川をまたぐ総武線の河川敷側で、小岩駅と市川駅の間側です。
小岩駅側の河川敷からの眺めは良く、打ち上げ場所からの距離の割に混雑は少ないです。
▲行徳会場
「公式会場なのに穴場?」と思いますが、距離が有るので、そこまで混雑はしません。
最寄り駅は、東京メトロ東西線 妙典駅、徒歩30分圏内です。
江戸川花火大会の最寄り駅に関して
市川では無く、江戸川花火大会に行かれる場合の最寄り駅は、
▲都営地下鉄 篠崎駅 徒歩20分圏内
▲JR小岩駅 徒歩30分圏内
徒歩◯◯分と記載していますが、通常の場合ですので、花火大会当日は、時間によっては大きく異る可能性の方が高いです。
花火大会前後30分〜1時間位は大混雑ですので、早め早めが理想です。
帰りは切符販売機がパンクしますので、行きの時に帰りの切符を購入したり、ICOCA等を利用するだけで違います。
慣れた人(最近では、運営の方も推奨)は、
▲京成江戸川駅 徒歩30分圏内
▲都営地下鉄 瑞江駅 徒歩50分圏内
を利用される方も居られます。
「えっ?歩く時間長すぎませんか?」と感じる人も多いと思いますが、帰りは異常な混雑ですので、人が集まる熱気が不快過ぎますし、並んでいる間にこれ位の時間は軽く過ぎてしまいます。
個人的には、人が密集している所に居るよりも、動いていた方が快適ですので、京成江戸川駅と瑞江駅も紹介しました。
特に、小岩駅、篠崎駅には、入場規制が敷かれてしまいますので、自分の家の最寄り駅の終電は意識しえおいて下さいね。
遅延する場合が多いのですが、行きはバスを使用する事も可能です。
▲京成バス 小73小岩駅⇔スポーツランド瑞江駅 南小岩2丁目 徒歩15分圏内
▲京成バス 新小71新小岩駅⇔スポーツランド瑞江駅 新皆面橋 徒歩15分圏内
▲京成バス 新小71新小岩駅⇔スポーツランド瑞江駅 中図師 徒歩15分圏内
帰りは、渋滞が酷い場合が多く、京成江戸川駅、都営地下鉄 瑞江駅を使用した方が良いと思います。
江戸川花火大会の場所について
穴場は特等席以外は大丈夫ですが、江戸川花火大会の場合、15時位までに場所取りしていれば、ほぼほぼ期待通りの場合は確保出来ると思います。
もちろん、前日や無人は撤去される可能性の方が高いです。
篠崎公園の場合、8月2日に実施される芝刈りが終了する前に場所取りする事は出来ませんが、余程の方以外は、当日の午前中以降で十分だとは思います。
もし、どうしても篠崎公園で場所取りしたい方は、前日の17時以降は警備員の方 が巡回されません。
近年、ルールが追加され、篠崎公園の場所取りは、レジャーシート等のみ、「杭」の使用は固く禁止されています。
江戸川花火大会のまとめ
当記事は、少しでもお役に立てましたでしょうか?
個人的には、90万人も集まるような凄い花火なのに、有料席が用意されていない事、夜店が少ない事が驚きでした。
純粋に花火を楽しんで欲しい!と言う熱意が伝わって来るような気がします。
「江戸川花火大会らしさ」と言えば、序盤の19時15分ごろに始まる1000発の花火が有名です。
何と5秒間の出来事だと言うのも驚きですね。
穴場も良いのですが、初めて行く場合は、公式会場へ行って欲しいです。
日本一の花火ですので、苦労以上の感動が有ると思いますよ!