臭い玉は病院で取る?うがいの方法と口臭の嘘

「臭い玉」は、口臭の原因の一つとされ、綿棒やピンセット等で自力で取られる方も居られますが、「臭い玉対策用のうがい」で除去する事も可能ですが、やり方に「コツ」が有り、取れる人と取れない人に分かれてしまいます。

また、臭い玉と口臭の関係ですが、臭い玉自体は誰でもずっと出来ている物ですので、現在口臭を気にされているのでしたら、原因が違う可能性も有ります。

 

それでも、気になるようでしたら、病院で取り除いて頂くのが一番確実かつ安全です。

当記事では、臭い玉を「病院で取り除くのはどうなのか?」についてと「臭い玉対策用のうがい方法」「本当に口臭の原因なのか?」について説明させて頂きます。

 

臭い玉を病院で取り除くのはどうなのか?

臭い玉を病院で取り除くとしても、「何科」を受診するべきか迷う場合も有ると思いますが、「耳鼻咽喉科」で取り除く事は可能です。

ただ、臭い玉自体、「取り除く必要が無い」物ですので、何もして頂けない可能性の方が高く、そう言った対処をされる医師の方が「信頼」出来ます。

 

もちろん、臭い玉が「取り除く必要が無い」と言っても、言われたからには「仕方無く取り除く」事をして頂ける医師も居られると思いますが、それをしたからと言って「口臭予防」にはならない事は、理解して頂く必要が有ります。

そもそも、病院で臭い玉を取り除いたとしても、また新しく出来てしまう物ですので、本当に病院に行く意味が有りません。

 

それよりも、取り除く事によって扁桃腺に菌が侵入してしまう可能性が高く、危険な位です。

 

臭い玉対策用のうがい方法

「イソジン」等のうがい薬が一番良く、次に「緑茶」「紅茶」を使用してうがいしますが、通常の口腔内を洗う方法とは少し異なります。

臭い玉対策用のうがいは、顔を上げて出来るだけ口を天井に近づけた状態で、舌を出来るだけ下に押し下げるように意識したまま、臭い玉が有る扁桃腺近くを洗うように意識します。

 

出来そうに無い場合は、息を吐きながら出来るだけ扁桃腺周辺に、お茶やうがい薬等が当たるようにうがいすると良いと思います。

「ピンセット」「綿棒」等で臭い玉を取り除こうとすると高い確率で扁桃腺周辺を傷付けてしまい、炎症を引き起こしてしまう可能性が高いので、絶対に止めた方が良いと思います。

 

臭い玉は本当に口臭の原因なのか?

「臭い玉」は、年齢や性別、国籍を問わず存在している物ですので、人類全てが「口臭」で悩んでいる事になります。

口臭の原因は主に「体調の悪化」「食事」「口臭予防用品の使用」「舌苔」「胃から来る臭い」等が比率として高いと言われていますので、これらの口臭の原因についても再度確認していきます。

 

体調の変化と口臭

風邪気味の時やストレス等で疲れ気味の時は、口内の細菌バランスが崩れ、「嫌気性」の細菌量が増えてしまいます。

この「嫌気性」の細菌量が増える理由は、唾液中の酸素含有量が下がるからで、「肝臓」の機能が低下してしまい、「体液」のろ過が十分に出来ていにないからだと言われています。

 

特に取る必要の無い「臭い玉」を自力で取ろうと考えられている方や、自分の口臭が気になる方は、「神経質」な傾向が有りますので、ストレスの緩和や睡眠等を十分に取るように心掛けてみるのも「口臭予防」に効果的だと思います。

 

食事と口臭

意外に思われるかも知れませんが、「あまり噛まない食事生活」を続けると口臭は悪化してしまいますし、肉や揚げ物、刺激物等の割合が高い方も危険です。

 

口臭予防品の使用と口臭

口臭予防グッズの多くは、即効性の高い商品が多く、口内の細菌の数を減少させる事によって口臭を予防します。

どうしても必要な時は仕方無いのかも知れませんが、口内を健康的な状態にする筈の善玉菌の数も減らしてしまいますので、その「口臭予防グッズ」が無いと口臭が悪化し、その予防グッズが無いと口臭が酷くなる可能性が高いです。