「電子タバコ」を始められた方は、その「安全性」や定期的に増税対象になる「価格面の不安」、純粋な「興味」からだと言う方が多いと思います。
日本に普及し始めたのは、2008年頃だと言われており、当時は「安全性が高く経済的」と言う謳い文句も有り、男性用ファッション誌等を中心として話題になったのも記憶に新しいと言う方も多いと思います。
ですが、最近ではその「安全性」に関して疑問を持たれている方も多く、「電子タバコは実は有害だった」と言う意見も出て来ました。
当記事では、電子タバコの安全性と実害について説明させて頂きます。
電子タバコの安全性と害
実際に日本では、「ニコチン入りカートリッジ」を販売する事は出来ないようになっており、正規店で購入する場合、「ニコチン風味」のカートリッジしか無く、安全性は何ら問題は無い筈です。
問題なのは、「ホルムアルデヒド」が含まれた電子タバコのカートリッジが存在すると「厚生労働省」から指摘された事と、「ニコチン」が含まれていないと記載されているのにも関わらず、実際には、「ニコチン」が微量に含まれている商品も有ると言う事です。
「ホルムアルデヒド」が電子タバコに含まれている理由は、「煙」を出す過程で生成されている事が確認されており、より具体的に言うと「煙を出す過程で電圧を加える時」で、生成量は電圧に比例すると言われています。
これは、どの電子タバコを使用していたとしても同じで、新しい仕組みの物が開発されれば解決出来るかも知れません。
「ニコチンが入っていない」のに「ニコチン」が含まれていた事に関しては、日本で市販されている電子タバコのカートリッジが主に「海外製」である事が原因とされていますが、現時点で市販されているカートリッジに「本当にニコチンが含まれていないか」を判断する方法は無いと言われています。
つまり、本当の意味で安全性の高い電子タバコを購入したい場合、しっかりと安全性が明記されている商品を選ぶ必要が有り、あまりに安い商品は購入しない方が良いと思います。
ちなみに、電子タバコを一から全て揃えようとした場合、軽く8000円〜10000円位は必要です。
「1万円」と聞くと躊躇してしまうかも知れませんが、長期目線で「禁煙」も視野に入れた場合や、健康を意識して「タバコを減らしていきたい」と考えられている場合、そこまで高い買い物では無いとは思います。
海外製電子タバコは害が有る可能性も
海外で販売されている「電子タバコ」の中には、長期的な意味での「禁煙」を目的とした「ニコチン」を発生させるカートリッジも販売されています。
急に禁煙したとしても、「ニコチン切れ」が起きて禁煙出来ない場合が殆どですので、摂取する量自体を電子タバコで減らそうと言うのが目的です。
「電子タバコにはニコチンが無い」と言うイメージで海外製電子タバコを購入した場合、無意識的にニコチンを摂取してしまう可能性も有りますので、注意が必要です。
「安全はお金で買える」では有りませんが、本当の意味で安全性が保証されている電子タバコを購入した方が良さそうです。