ブロッコリーは「イタリア」原産で、「古代ローマ時代」には最も広く親しまれている野菜の一つだったと言われ、日本には「明治時代」頃には栽培されていたと言われています。
現在では、ほぼ日本全国で栽培されている野菜の一つで、「花芽」と呼ばれる「芽」の部分を一般的に「ブロッコリー」と呼びます。
「花芽」とは、成長すると「花」になる部分の事で、国産ブロッコリーの旬は11月から3月頃までだと言われています。
ブロッコリーで注意して頂きたい事は、外国産のブロッコリーは農薬が多い傾向が有ると言う事で、気になる場合は「国産」で虫が付きにくい「旬」の物を購入するようにした方が良いと言われています。
当記事では、ブロッコリーの失敗しにくい「ゆで方」と「ゆで時間」について説明させて頂きます。
また、「ゆで方」と「ゆで時間」を見ても上手く行きそうに無い場合は、「電子レンジ」でも加熱する事が可能ですので、説明させて頂いています。
味や食感的にもそこまで違和感は有りませんし、忙しい主婦を中心に人気で、電気代やガス代を意識している方に注目されています。
ブロッコリーのゆで方について
多くの方は、ブロッコリーの「芽」を意識したゆで方で、「芯」の部分が固くなってしまうか、「芯」の部分を意識したゆで方で、「芽」の部分が「柔らかくなり過ぎる」または「ボロボロと崩れる」と言った状況が多いと言われています。
ブロッコリーのゆで方で大切な事は、「ボコボコ」と煮えた状態で茹でない事で、「隠し包丁」を入れるのも一つの方法だと思います。
「隠し包丁」をする場合は、「芯」の部分に包丁で切れ込みを入れるだけですので、簡単に出来ますし、火通りを均一する事も可能だと思います。
ブロッコリーのゆで時間について
毎回正確にゆで時間を測る必要は無いと思いますが、「コポコポ」と沸騰したお湯に塩を入れ、ブロッコリーを投入します。
もちろん、ブロッコリーの大きさや切り方によってゆで時間は異なりますが、大体は2分前後で十分だと思います。
「氷水」や「流水」に落として「色止め」等を行う場合と、「丘上げ」と呼ばれる「水に晒さない」で「団扇」等で「冷ます」方法が有ります。
「氷水」や「流水」に晒す場合は、「野菜の水切り」等に入れて回すと余分な水分を遠心力で飛ばす事が出来ますし、無ければ軽く握って降れば水気は飛び、「水臭さ」を回避する事が出来ます。
「丘上げ」が大変な場合は、ゆでた後に「冷凍庫」に入れて急激に冷ましてしまう方法も有ります。
もちろん、「ブロッコリー」を「付け合わせ」等で「下茹で」のような状態にしておき、料理を作る際にもう一度軽く火入れする必要が有る場合は、ゆで時間は少し早めにした方が上手く行くと思います。
ブロッコリーを電子レンジで加熱する場合
切り方等は同じで構いませんが、ゆでませんので、塩水で洗ってから水分を残した状態で耐熱皿等に移し、ラップをして600ワット位の電子レンジで加熱します。
失敗しそうでしたら、ブロッコリーの量にもよりますが、耐熱皿に大さじ1〜2杯程度の塩水を足しておいても良いと思います。
1房分程度のブロッコリーであれば、切った状態で2〜3分程度の加熱で火が通ると思います。