「喪中はがき」は、近親者の方にご不幸があられた時に「身内が不幸に遭われてしまいましたので、今年の新年のご挨拶は見送らせて頂きます」と言う旨を伝える為のはがきです。
もちろん、このような事はご存知だと思いますが、気になるのは、「切手」に関してだと思います。
結婚式の招待状のように、本当に専用の切手で出す必要が有るのかを疑問に思われた方も多いと思います。
当記事では、「喪中はがき」の切手の選び方や必要性について説明させて頂きます。
喪中はがきの切手は何を選ぶ?
「弔事用切手」を選ぶ場合が殆どで、「日本郵政」様から「弔事用52円普通切手花文様」と呼ばれる喪中はがきに適した切手を販売して頂いており、現在では82円切手の製造は中止されています。
「弔事用52円普通切手花文様」は、喪中はがき以外には「寒中見舞い」「死亡通知」「仏事案内」等に使用されます。
この「52円切手」と呼ばれる切手は、「私製はがき」と呼ばれるはがきに適しており、ご自宅にプリンターが有る場合は、ご自身で作成する事も可能です。
「52円切手」は「私製はがき」の他に「返信はがき」位しか使用する事は出来ませんので、何らかの事情で「定形封筒」を使用して「喪中」のご案内をする必要が有る場合は、「25g以下で82円切手」「25g以上50g以下で92円切手」を選ぶ必要が有ります。
「弔事用切手」は、現時点で「82円切手」「92円切手」共に存在していませんので、「地味で目立たない切手」を選ぶ必要が有ります。
これは、「弔事用52円普通切手花文様」が入手出来なかった場合も同じです。
ちなみに、コンビニ等でも「弔事用52円」を購入する事も可能と言われていますが、店舗によっては扱っていませんので、お住まいの地域によってはお忙しいとは思いますが、最寄りの郵便局で購入するのが確実です。
喪中はがきの切手が大量に必要な場合
喪中はがきを沢山送る必要が有る場合は、「料金別納」を利用する事も可能で、わざわざ何十枚以上の切手を貼る時間や手間を縮小する事も可能です。
ただ、郵便局によっては、自分で「料金別納」を押すように指示される場合や、「料金別納」を喪中はがきに使用する事自体に疑問を持たれている方も居られるのも事実ですので、注意が必要です。
また、「日本郵政」様が運営されている「切手SHOP」と言うサイトでも販売されておりますが、100枚単位しか販売されておりません。
「喪中はがきはいつ出す?返信時に恥を欠かない方法」の記事も参考にしてみて下さい。