西条祭りの全日程について、愛知屈指の秋祭

「西条祭り」は勇ましさと荒々しさを兼ね備えた愛知県の秋祭りで、150台以上の「神輿」が進む様子は、「圧巻」だと言われており、最大の見せ場とも言われている「川入り」は感動的で、毎年多くの方の心を掴みます。

「川入り」に次ぐ見せ場だと言われているのは、「御旅所(おたびしょ)」だと言う意見は多く、神輿の迫力有る姿を堪能する事が出来ます。

 

300年以上の歴史も有り、「指定無形民俗文化財」にも認定されている位ですが、「川入り」自体は戦後に取り入れられた行事です。

西条祭りを1年で堪能するのは、時間帯等を考えると余程体力に自信が無い限り不可能に近く、2回以上に分けて通われた方が良いと思います。

 

当記事では西条祭りの日程について説明させて頂きます。

 

西条祭りの日程について

開催日程は10月中旬頃と他の祭りとは異なり、愛知の「秋の風物詩」の一つだと言われており、「西条祭り」自体の日程は10月11日から17日までの約1週間を予定しています。

開催時間は、朝9時から夜9時頃までの間ですが、やや変則的で、特に「川入り」の時間はあくまで予定でしか無く、年によって変わってしまいます。

 

西条祭りの最終的な目的は「だんじり」を神社へ奉納する事ですが、奉納される神社は「嘉母神社(かもじんじゃ)」「石岡神社」「伊曽乃神社」「飯積神社(いいずみじんじゃ)」の合計4ヶ所有り、それぞれ開催日程が異なります。

 

「嘉母神社」の日程は、1日目から2日目にかけてで、近年であれば、10月11日から12日でした。

「石岡神社」の日程は、3日目から4日目にかけてで、近年であれば、10月14日から15日で、「例大祭(前夜祭)」は4日目の夕方頃から始まります。

 

「伊曽乃神社」の日程は、4日目から5日目にかけてで、近年であれば、10月15日から16日でした。

「飯積神社」の日程は、5日目から6日目にかけてで、近年であれば、10月16日から17日でした。

 

「御旅所」の開催日程は、2日目で、近年であれば10月12日ですが、深夜2時頃に開催されますので、十分な睡眠時間と体力を確保してから臨まれた方が良いと思います。

「川入り」の開催日程は、4日目で、近年であれば10月15日の夕方4時頃から始まり、夕方6時頃には神輿が揃い、5日目(16日)の朝にかけてまで開催されます。

 

最終日の夜頃には、「夜の御殿前」が開催され、約1週間に渡る西条祭りの締めくくりとなります。