お彼岸の時期はいつからいつまで?

「お彼岸」は1年に2回有り、それぞれ「春彼岸」「秋彼岸」と呼び、「仏壇・仏具」「お墓」「供花」等を掃除したりお手入れ等をする事が多いと思います。

お住まいの地域や信仰されている宗教等によっては、お彼岸の時期に「彼岸会」が行われる場合も有ると思います。

 

当記事では、「お彼岸の時期はいつからいつまで?」についてと、お墓参りの時につい忘れてしまいがちな常識について説明させて頂きます。

 

お彼岸の時期はいつからいつまで?

春に開催されるお彼岸「春彼岸」の時期は、「春分の日」の前後7日間で、秋に開催されるお彼岸「秋彼岸」は、「秋分の日」の前後7日間に開催され、「のちの彼岸」と呼ぶ場合も有ります。

「いつからいつまで?」に関してですが、「春分の日」「秋分の日」を「お中日」としますので、毎年お彼岸の時期は変わります。

 

そもそも、「春分の日」「秋分の日」は「暦象年表」と呼ばれる国立天文台が作成する冊子を元に、国務大臣の会議である「閣議」で決定される物です。

天文学上の意味で「春分」に到達する日の事で、「秋分」についても同じです。

 

◯春のお彼岸はいつからいつまで?

3月20日が春分の日と仮定した場合、「いつからいつまで」かを具体的な日程にすると、17日・18日・19日・20日・21日・22日・23日の合計7日間です。

また、17日を「お彼岸入り」、20日を「お中日」、23日を「彼岸明け」とします。

 

◯秋のお彼岸はいつからいつまで?

9月23日を秋分の日と仮定した場合、「いつからいつまで」かを具体的な日程にすると、20日・21日・22日・23日・24日・25日・26日の合計7日間です。

もちろん、「お彼岸入り」は20日、「お中日」は23日、「彼岸明け」は23日です。

 

お彼岸の時期に忘れないでおきたい事

「お供え物」を直に置いてしまった場合、ご先祖様に失礼だと言う事をご存知の方は多いのですが、「2つ折りの半紙」の上に置くのが1番正しい方法だと言う事は、意外と知られていない場合が多いです。

また、墓石を水で洗ったり、スポンジや「タワシ」等で綺麗にされる場合が多いと思いますが、仕上げにタオル等で水気を残さないようにする方法が1番正しいと言われています。

 

墓石を洗う機会は、年間を通して数回も無いと思いますが、仕上げに水気を残さないようにするだけで、「クボミ」「フチ」部分の泥状のホコリ汚れ等が出来る確率を大幅に下げる事も可能です。

お彼岸のお布施の相場・失礼にならない金額」の記事も参考にしてみて下さい。