冷風機の電気代と、冷風扇・除湿機との違い

「冷風機」の電気代は、「扇風機」や「冷風扇」とそこまで変わらず、快適さが向上して来ていますので、今後の主流になると言われています。

「スポットクーラー」「スポットエアコン」と記載されている場合も有りますが、同じ「冷風機」を意味します。

 

「冷風機」の電気代は、1時間当たり1円前後ですので、1時間当たりの電気代が0.5円〜1円程度の「扇風機」と比較すると、倍近くの電気代が必要になります。

空気を勢い良く送る「扇風機」と冷たい空気を送る「冷風機」の快適さを考えた場合、電気代はそこまで気にならない範囲だとは思います。

 

エアコンと冷風機の違いと正しい使い方

簡単に言うと、エアコンと同じ構造ですので、暖かい空気が出る「室外機」が「冷風機」の後ろ側に有りますので、一番暑い時期に「閉めきった空間」で「冷風扇」だけで過ごそうとした場合、電気代が凄い事になります。

それに、期待する程、部屋を冷やす事は出来ません。

 

ちなみに、省エネタイプなのかどうかにもよるとは思いますが、「冷風扇」の電気代は、1時間1円前後だと理解しておくと便利だとは思います。

また、6畳の部屋に「冷風機」の必要はそこまで無く、もし可能であれば、6畳以上の部屋用のエアコンを購入した方が、2種類の家電を併用する事を考えた場合、電気代は少なくて済みます。

 

「エアコン」の電気代は、機能や「何畳分」かによって大きく変わりますので、1時間5円〜10円前後だと理解しておくと便利だとは思います。

6畳でしたら、「窓用エアコン」も個人的には便利と思いますし、「冷風機」の後ろ部分を部屋の外等に出していれば、ある程度は快適だとは思いますが、長時間使用した場合、暑さが気になるとは思います。

 

最近の省エネ家電である必要は有りますが、エアコンを24時間固定の気温で運転したままの状態で、風呂上がりや帰宅直後等に涼みたい場合には冷風機を使用すると便利だと思います。

また、「冷風機」は動かす事が出来ますので、炊事場や脱衣場等の短時間居るだけで不快な場所等にも有効です。

 

基本的に「エアコン」が有る環境でこそ「冷風機」の効果が出ますし、何よりも電気代の事を考えても賢い選択だと思います。

 

冷風機・冷風扇・除湿機の違い

別名、「スポットクーラー」と呼ぶ位ですので、簡単に言うと、「クーラー」と同じ原理で、室内の空気を取り入れ、冷やしてから放出する事によって室内温度を下げます。

「冷風扇」との違いが気になる場合も有るとは思いますが、その構造上、「冷風機」と比較した場合、「湿度」が上がってしまいます。

 

「除湿機」に関しては、熱で乾燥させて除湿する構造ですので、室温が上昇してしまいますので、決して部屋を涼しくする物では無いと理解して頂いた方が良いと思います。