工事現場は、日陰等が少ない上に安全面等から「厚着」にする必要が有り、常に「最少人数」で行わなければならない場合が多いと思いますが、2008年の猛暑以降、「熱中症予防グッズ」も昔とは比べ物にならない位、開発が進んで来ました。
「数週間で着潰してしまうし・・・」と言う考えで、経費を削減してしまうと、結果的には病院受診料の方が高くなってしまったと言う話も多いです。
工事現場で一生懸命に働かれている方は、大切なご家族様を養われている方が大半だと思います。
長期間休んでしまった場合、生活に必要なお金に影響が出ると言う方も多いと思いますので、ご自分の身体を少しでも優先して頂けると幸いです。
特に、最高気温が気温30℃近くを記録し、湿度が70%を超えた辺りになると、工事現場はサウナのような状態になりますので、注意が必要です。
工事現場の熱中症予防グッズの定番
「電解質系ドリンク」
俗に言う「スポーツドリンク」系はそれっぽい味にしているだけのジュースですので、熱中症予防グッズとしてはそこまで効果が期待出来ません。
「ポカリスエット」「熱中症対策水」「オーエスワン」等のように専用の物が適しています。
「熱中症予防系の飴」
「塩飴」は、「登山」に行かれる方の定番とも言え、過酷な工事現場環境に近いです。
「簡易タイプの熱中症計測器」
アナログとデジタルが有り、ひと目で工事現場の状態が把握する事が出来ます。
「熱中症予防スプレー」
「直接身体に吹き付けるタイプ」「凍らせるタイプ」「清涼効果でひんやりとするタイプ」等が存在します。
「冷却衣類系」
「着るだけで涼しく感じる新素材」系の衣類は、工事現場系の服屋さん等で簡単に入手する事が可能で、最近では、「スカーフ」「ベスト」等も有ります。
工事現場の熱中症予防として基本中の基本かも知れませんが、出来るだけ肌の露出は避け、特に「うなじ」の日焼けは体力の消費にも繋がりますので、注意が必要です。
また、「ヘルメット」周辺に着ける「専用汗取りパッド」「デコパッド」も人気が高く、ヘルメットを着用する前に使用する「メッシュ系のキャップ」等も人気です。
熱中症になり易い健康状態
「軽度の脱水症状」「睡眠不足気味」「夏風邪」「原因不明の倦怠感」「二日酔い」の場合は、熱中症にかかり易い健康状態とも言え、喉が乾いた風に感じる時には遅く、適度に休憩を取る事は必要不可欠だと言えます。
熱中症の後遺症は想像以上に深刻化してしまう場合が多く、「脳の後遺症」「運動機能の異常」「臓器系の異常」「筋肉の異常」「血液系の異常」等が起きてしまいがちです。