ヒノキ花粉の大きさと、間違ったマスク選び

花粉症は、日本の殆どの方を悩ませており、「ヒノキ花粉」「スギ花粉」等が有名で、大きさはそれぞれ「30〜40マイクロメートル」程度で、ほぼおなじ大きさです。

ヒノキ花粉の予防策や対応策として確実なのは、「マスク」を着用する事で、最近では、本当に沢山の種類が有り、何を規準にして選ぶべきなのかが気になるとおもいます。

 

ヒノキ花粉の大きさとマスク選び

ヒノキ花粉の大きさは、30〜40マイクロメートルですので、それよりも細かな繊維を使用したマスクが必要になります。

次に必要な事は、「気密性」で、いくらヒノキ花粉が入らないような繊維の大きさだったとしても、鼻の横や下から入っているようでしたら効果が半減してしまいます。

 

特に最近は、「花粉症対策済み」「PM2.5対策済み」と言う商品が存在していると思いますが、ある程度以上のマスクになると、「フィルター効果」には、殆ど差は有りません。

色々なマスクを見てみると分かると思いますが、マスクの「フィルター」の質や目の細かさ等についての説明は殆ど無いと思います。

 

それよりも、一般的な「マスク」とは違い、顔の形に沿うような構造になっていて、顔に密着するようなマスクを選ぶ必要が有ります。

これは、「花粉症メガネ」「花粉症ゴーグル」に関しても言える事で、ヒノキ花粉を防ぐ為に一番大切な事は、「顔への密着性」が高いかどうかです。

 

ちなみに、「ウイルス対応」を匂わせるような商品説明をしているマスクも存在すると思いますが、「全く意味が有りません」

理由は簡単で、ヒノキ花粉の大きさは、30〜40マイクロメートルなのでマスクで防ぐ事は可能ですが、ウイルスの大きさは20〜970マイクロメートルですので、殆どのウイルスはマスクを簡単に通過します。

 

もし、ウイルスの中でも非常に細かな種類まで防ぐ事が出来、その上、気密性まで高いとなると、「呼吸」自体がし辛いと言われています。

また、黄砂は0.5〜5マイクロメートル、pm2.5は2.5マイクロメートルですので、ヒノキ花粉と大きさを比較した場合、非常に大きいと言う事が分かります。

 

ですので、「黄砂」「pm2.5」も防ぎたい場合は、気密性さえ確保出来れば、そこまで高額な物を購入する必要は有りません。

顔への密着性が有れば各社そこまで変わりは有りませんので、出来るだけ清潔な物に、こまめに取り替えられるような価格帯の物を選んだ方が良いです。

 

ヒノキ花粉のピークと服薬ベストタイミング」の記事も参考にしてみて下さい。