青柏祭は、毎年5月3日・4日・5日に「大地主神社」で開催される「七尾4大祭」の一つで、「舟(ふね)」を表していると言われている巨大な「曳山(ひきやま)」が有名です。
当時は現在とは異なり、5月13日・14日・15日と、日程が10日程違いました。
「曳山」は山車の事で、「でか山」として親しまれており、高さ12メートル以上、重さ20トンにも及び、1台でも日本で一番大きく、3台並ぶ様は圧巻です。
誰でも参加するが出来るのが魅力で、「曳山」が方向転換する際の「辻回し(つじまわし)」は、一見の価値有りと言われています。
ただ、「サンダル」「下駄」等をお召しになられている場合は、曳山を引くことが出来ません。
「ランニングシューズ」等のように、「脱げず」「走れる」「丈夫」な物を履いている事が条件で、「動き易い服装」「軍手」も必要です。
残りの「七尾4大祭」は、「向田の火祭」「石崎奉橙祭」「お熊甲祭」です。
青柏祭の駐車場に関する情報
開催期間中は、周辺地域にお住まいの方のご厚意により、10か所近くの駐車場が開放されています。
ただ、「七尾駅北」「府中町」等の一部交差点では、「車両規制」になっています。
青柏祭の日程について
もし、3日間の日程の中で、参加する時間が限られてしまっている場合は、5日のお昼11頃の「みちの駅能登食祭市場」周辺だけでも行って頂きたいです。
理由は、「曳山」3台が勢揃いし、非常に迫力が有るからです。
「みちの駅能登食祭市場」には、専用の大型駐車場が用意されており、生鮮食品やイートイン、お土産等が人気です。
青柏祭の行事日程
毎年5月2日には、青柏祭の「前夜祭」的に位置づけの「人形見(にんぎょうみ)」が行われ、夕方頃から「歌舞伎人形」の最終飾り付けが始まります。
実は、青柏祭の準備自体は、毎年3月頃から地元の「若衆(わかしゅう)」を中心に入念な準備が始まっています。
5月3日には、「前夜祭」の「宵山(よいやま)」が始まり、「鍛治町」で清められた山車の「曳山」が、大地主神社の広場に運ばれます。
5月4日は、「朝山」「本山」と呼ばれ、「府中町」で清められた山車の「檜山」が、大地主神社の広場に運ばれます。
5月5日は、「裏山(うらやま)」と呼ばれ、「みちの駅能登食祭市場」前の通行規制された道路に「鍛治町」「魚町」「府中町」の3台全ての曳山が集います。
日が暮れる頃まで青柏祭の演出は続き、その後、それぞれの町に曳山が帰って行き、3日間の日程が終了します。
「青柏祭の日程と3町のルートや順路について」の記事も参考にしてみて下さい。