葵祭は、各ルートを通過する時間が決まっている事も有り、観光客で「ごった返した」ような状態になる事で有名です。
各ルート毎にカメラやビデオを構えた熱心な観光客の方が、数十分から数時間位前から陣取っている事も珍しい事では有りません。
出発地点である「京都御苑」と「下賀茂神社参道」については、有料観覧席が用意されており、葵祭の最大の見せ場とも言われている「路頭の儀」を観る事が出来ます。
「路頭の儀(ろとうのぎ)」は、葵祭で行われる4種類の「祭儀」の一種で、残りの三種は、「宮中の儀」「進発の儀」「社頭の儀」です。
葵祭の日程
毎年、5月15日を予定しており、開始場所でもある京都御所は、非常に人気が高く、下賀茂神社参道に関しても、上賀茂神社へ出発する所を見れるだけでは無く、「走馬の儀」や「狂言奉納」も観ることが出来ますので人気が高いです。
各ルートや大まかな内容に関しては、朝の10時半頃には、京都御所から出発する「路頭の儀」が始まります。
昼の11時40分頃には、下賀茂神社へ到着し「社頭の儀」、昼の1時15分頃には、同神社内で「走馬の儀」が始まります。
昼の2時20分頃には、下賀茂神社を出発、昼の3時半頃には、上賀茂神社へ当到着し、「社頭の儀」「走馬の儀」を予定しています。
葵祭の有料観覧席
年齢や個人が出来る範囲内での団体による割引きは無く、全席指定、2016年2月時点で、1人「2050円」必要です。
ただ、旅行会社がツアーを組む場合は、「応相談」と言った具合です。
葵祭の行列が有料観覧席の前を通過するのは、「京都御所」が朝の10時半頃、「下賀茂神社参道」がお昼の11時40分頃の通過を予定しています。
「京都御苑」「下賀茂神社参道」共に、30分以上前には到着しておいた方が良いと言われており、葵祭通過直前に来たとしても、人混みが多過ぎて自分の席まで辿り着く事は出来ません。
有料観覧席の購入方法
毎年、4月の上旬頃から、インターネット・JTB店舗・一部コンビニ(チケットぴあ)・京都観光協会・京都総合観光案内所・日本旅行店舗・近畿日本ツーリスト店舗等で葵祭の有料観覧席券を購入する事が出来ます。
インターネットであれば、「旅の発見ティー・ゲート」「ウォーカープラス」等のサイトから購入出来ます。
ローソンチケット「LEncore」なら「50077」で、「ぴあ」対応のコンビニなら「631−670」です。
「葵祭の由来と流鏑馬と呼ばれた経緯と背景」の記事も参考にしてみて下さい。