アイロンネームシールのはがしかたには、有効的なやり方が存在しますので、この機会に是非覚えて頂けたらと思います。
つける時は本当に便利なのですが、いざ、はがすとなると…本当に嫌になってしまいますよね?
油性マジックで書くのも確かに良いのですが、アイロンネームシールで名前を書いたあげた方が断然綺麗ですので、人気がありますよね。
それに、綺麗にはがす事が出来ますので、ご兄弟が多い方、従兄弟やママ友に譲る事を考えた場合、便利です。
更に最近だと、有名なブランド物とかユニクロとかは、メルカリ等のフリマアプリで想像以上に高く売れる。これも時代だなって思います。
きせまめも子供の頃は知りませんでしたので、繊維を弱くしてしまった過去があります。
後に残った半透明の「ノリ」部分を定規で擦っていたのですが、
先生の話が面白く無い時に無心に削り回した事を思い出します。
今では、基本のはがし方を知っていますので、通学等で集団登校している子供のカバン等に半透明の「ノリ」部分を見かけると、教えてあげたくなる(笑)どこか可愛さを感じてしまいます。
話は戻り、アイロンネームシールは「縫ったり」「書いたり」する事が無く、非常にスマートな仕上がりに出来るのが特徴です。
「ピタッと」綺麗に張り付いてくれる反面、普通に再度アイロンを当てたとしても、綺麗にはがれない事が殆どです。
今記事を参考にして、「アイロンネームシールのはがし方の基本」を知って頂けると良いなと思います。
是非、綺麗にはがして、色々大切に長く、使ってあげて下さいね。もちろん、やり方や衣類の素材や相性、そもそも、はがせるタイプのアイロンネームシールでは無い可能性もありますので、自己責任の上ではがして下さいね。綺麗にはがれたらラッキー。駄目でも割り切る精神ですね。
アイロンネームシールの正しい「はがしかた」講座
まず、恐ろしい話ですが…アイロンネーム自体は、子供が酷使しても耐えられる事を前提に作られていますので、ガンガン洗濯してもはがれないように出来ています。つまり、簡単で綺麗にはがれないのが普通です。
アイロンネームシールの全てがそうでは無く、綺麗にはがせるタイプも存在しますが、そう言った文言が書かれていない場合は、「綺麗に剥がせないタイプ」だと理解しておいた方が良いみたいですね。
ぴろんっと怪しい通販番組のように、剥がれるように出来ていない!と言う事は、忘れないで下さいね。
あと、注意が必要な事は、「油汚れ」「絵の具」等が付着したままアイロンを当ててしまった場合、積む…本当に大変な事になってしまいます。ですので、最初に洗濯機で綺麗に洗濯してあげて下さい。
アイロンネームシールをはがしたい衣類を乾燥させておき、アイロンネームシールが、しっかりと乾燥されている状態です。
次に捨てても良い白い布を準備します。(布は要らなくなった無地のTシャツ等でも構いません)。
時々、「アイロン不可」の「ポリエステル」を使用してしまった事による悲しすぎるトラブルも聞きますので、本当、うっかりに注意です。
アイロンをアイロンネームシール部分に当てるのですが、要らなくなった布を当て、アイロンに焦げ跡が着かないような温度でじっくりと熱を加え、「ノリ部分」をはがし易くします。
この時に何度も「はがしてはアイロンをかける」を繰り返してしまう方法と、じっくりと熱を加えて一気にはがす方法が有ると思いますが、「じっくりと熱を加えて一気にはがす」のが、正しいはがしかたです。
目安としては、要らなくなった布が焦げない程度で、かなり熱く感じる位です。
アイロンネームシールを綺麗にはがす温度について
アイロンで可能な限り綺麗にはがす場合、温度で言う所の160度、高温〜低音のメモリがある場合は、中温が適しています。やりがちなのは、表面に直接する事!
高温過ぎたり、低温過ぎたりですが、ノリを中温で溶かすイメージですると失敗しにくいです。
裏側から中温で行う事がコツです。すると、ガムテープやビニールテープのように、端側がはがれやすい状態になりますので、ピンセット等でヌルっとはがして下さい。
一気にベリーっとはがしてしまった場合、ノリや固着した布が残ってしまいますので、ゆっくり丁寧にはがして下さいね。
頑張ってはがしたのに、黒く汚いノリが残ったら可愛そうですし、テンション下がりますからね。
仕上がりの綺麗さは、正直、アイロンネームシール自体のノリの分厚さで変わります。ノリが分厚ければ綺麗にはがれますからね。
裏ワザでも何でも無いのですが、生地が痛む事が心配な場合、クッキングシートを使えば安心です。
それでもアイロンネームシールが残る場合
はがしかたが正しくても、どうしてもノリが残ってしまう場合が有ると思います。
その場合は、先ほど使用していた「要らなくなった布」を利用すると便利です。
要らなくなった布をノリが残ってしまった部分に直接当て、しっかりとアイロンで熱を加え、要らなくなった布にノリを付着させます。
ちょっと分かりにくいかも知れませんが、壁やガラス等にガムテープや
ビニールテープの粘着部分等が残ってしまった時、
ガムテープで何度も着けては剥がしを繰り返すのにも似たイメージです。
ちなみに、ガラスに粘着部分等が残ってしまった場合、ドライヤーで温めてからガムテープで剥がしたり、酢で拭いたり等ではがすと上手く行く場合が多いです。
それでも駄目な場合の対処法①
正しいはがしかたでも取れない場合は、薬局で気軽に手に入れる事が出来る「消毒用エタノール」をアイロンネームシール跡のノリ部分に直接染み込ませます。
取れない場合は、正しいはがしかたで触れさせて頂いた方法がちゃんと出来ていないか、細かな生地の奥にノリが入り込んでいる可能性が有ります。
その場合、「それでもアイロンネームシールが残る場合」の方法を試してみて頂けると良いと思います。
要らなくなった布越しに「アイロンをしっかりと当て、こする」を繰り返すと良いです。
爪で擦るのは、生地や自分の爪が痛んでしまう可能性が有ります。
ティースプーンや小さじスプーン、コンビニでアイスを購入した時について来るスプーン等を使うと便利です。
もちろん、「衣類を擦ったとしても、生地が傷まない」物であれば、何を使用しても構いません。
細かな「ノリ」部分が残ってしまっている場合に関してですが、「ノリ」の種類によっては、正しいはがしかたとは違なり、衣類をある程度「湿らした」方が良い場合の方が多いと思います。
熱や消毒用アルコールや繰り返される洗濯によって、衣類の生地は傷んでしまいます。
少し位の細かな「ノリ」は、普通に洗濯する範囲で剥がれて気にならなくなる場合もあります。
「凝り性」の方は難しいかも知れませんが、時間と共に擦れや洗濯によって、「ノリ」部分が自然と剥がれていく場合が殆どです。
ある程度はがれると合格でも良いと思います。
確実に数年以上は持たせなければならない物ですので、一気に生地を傷ませてしまうと勿体無い結果に終わってしまう可能性もありますからね。
結局の所、揮発性の高い有機溶剤等が含まれている訳では無く、
熱で糊部分を柔らかくして貼り付ける物ですので、貼り付けた時と同様に熱を加えるのが一番です。
中には諦めるしか無いアイロンネームシールも
特にゼッケンや高校名等が書かれているような大型のアイロンネームシールタイプに多いとは言われていますが、どんなやり方をしても、綺麗にはならない強力なタイプも存在します。
もちろん、アイロンで熱を加えてはがす事は可能な場合が多いのですが、明らかにはがした後が確認出来る位「ベタッと」残るタイプもあります。
理由は他のタイプと同様で、生地の奥まで糊が入り込んでいる事が大きいのです。
また、大判になって来ると、洗濯、擦れ、衝撃、生地自体の動き等によって、剥がれやすくなってしまいます。
一般的な物よりも、糊部分が厚めで強力な物を採用しているとも言われています。
この場合、気になるようなら出来るだけはがし、糊部分と同じが少し大きなアイロンネームシールを新規で貼るのが正解に近いとは思いま2022す。
アイロン転写型ネームシールは
違う方法で!
名前部分をアイロンの熱で転写させるタイプの商品もありますが、普通のネームシールとは違い、160度の中温では剥がす事は出来ません。
転写型シールをはがす方法は、コーヒーを淹れる位の温度がベストです。
沸騰させたお湯に少し水を足し、80〜90度位に落としたお湯を転写型ネームシール部分に直接かけ、熱でノリを柔らかくするイメージです。
そして、硬すぎず丸みがあるプラスチック板等で、優しく剥がして行きます。
イメージ的には、タンスとか壁に張り付いたシールをはがすと上手く行きますが、シールではありませんので、綺麗になりません。
古くなったプリントシャツみたいな感じになりますので、またお湯をかけてタオルで揉み取るよにすれば、まんべんなく綺麗にはがせます。
【番外編】ノンアイロンシールの剥がし方ってどうすれば?
「ノンアイロンシール」は、もちろん、アイロン無しで使う事が出来るタイプで、布用の名前シールも存在します。
中には、プリンターで名前をプリント出来るタイプもありますし、洗濯で剥がれる事も少ないです。
アイロンネームシールとは違い、剥がしやすい事も特徴ですが、当然、ノンアイロンシールが最高!と言う訳にも行きません。
衣類との相性に左右されやすく、衣類の素材によっては、たった一回の洗濯で剥がれてしまう場合もあると言われています。
アイロン、ノンアイロン関わらず、ネームシール系を洗濯する場合、ネットに入れて洗濯して下さいね。基本中の基本かも知れませんが…
ノンアイロンネームシールが、覇権を取れないのはこの部分が大きく、人気のユニクロやジーユーの新素材系とは相性が悪い商品も有ると言われています。
剥がし方は各社の商品ページに記載されていますが、基本的にピンセット等でゆっくりと剥がすのが基本で、アイロンネームシールと同じ方法うで剥がすと上手く行きやすいと言われています。
残った部分は、要らない柔らかい布で擦ったり、つまんだり、布性のガムテープで吸着させたり、もう一度洗濯したり、メラニンスポンジで優しくこすったりと言った感じですね。
きせまめのアイロンネームシールのはがしかたの感想
アイロンネームシールの基本のはがしかたについてまとめさせて頂きましたが、少しは参考になりましたでしょうか?上手くはがれていると嬉しいです。
シール型、転写型に共通して言える事は、最高温度にしない、じっくりやる、強引にやると失敗するです。
基本的にアイロンネームシール自体を熱してはがし、後は濡れた布やスチーム機能等でしっかりと残ったのりを剥がしてあげるのが一番だと思います。
最近では、「アイロン自体が無い家」も多いと言われていますが、貼ったと言う事は、アイロンが有ると言う事を前提に話を進めさせて頂きました。
もし、「私の家には、アイロン自体が無いんだけど…」と言う悩みを持たれている方には少し酷かも知れませんが、これを機に「アイロン」も購入して頂けると色々便利だと思います。
きせまめの家周辺は「通学路」ですので、最近特にアイロンネームシールを特に理由も無くはがしている子供を見ると、ついつい、その後の家族の苦労を考えてしまい、何とも言えない気持ちになります。
子供同士、和気あいあいと話しながら、爪ではがしてる子を見ると、「あー」と言う感じですね。
でも、毎年、本当に沢山の方がアイロンネームシールを綺麗にはがせない事で悩んでいるのに、専門のはがし液等が販売されていないのが不思議ですよね。
ちなみに、きせまめの周囲の方に、3Mの布でも使用可能なシール剥がしやクリーナーを購入した方が居ますが、ちょっと無理があったみたいです。
もちろん、布の素材や色にもよるとは思いますが、ネットやホームセンター等で販売されている布でも使えるシール剥がしの購入を検討されている方は、まずは目立たない所でテストしてみてからにして下さいね。