リネンジャケットは、薄手だと夏頃に着る印象だと思いますが、厚手の物になると、いつまで着れるのかが不思議だと思います。
特に一昔以上前でしたら、「リネンは夏のみ」と言うのがファッション系の常識とされていましたが、今は「あえてハズす」と言う感じで着用されていますので、より困惑してしまうと言うのが正直な所だと思います。
特に最近では、1年中使用出来るような生地感にしているリネンジャケットも有りますので、基本的にどうなのかについて触れていきたいと思います。
リネンジャケットはいつまでが正解?
軽くそのリネンジャケットをかざしてみて、向こうが透けて見える位薄い記事であれば、梅雨辺りから夏の終わりごろまでが適切だとは思います。
ですが、ある程度しっかりした厚さであれば、いつまでと言う決まりは特に無いと言われています。
少し古い感覚をお持ちの方でしたら、「いつまで着てるの?」と思ってしまうか、言われてしまうかも知れませんが、ある程度一年中着れるような厚さとデザインをしているリネンジャケットも存在しています。
結局の所、「ファッション」は自己満足でしかありませんので、本人が気に入っていればいつまでと言う決まりは無いと思います。
ただ、冷静で客観的な第三者の目線から見て、明らかに「暑そう」であったり、「寒そう」と言った印象を与えてしまう場合は、少しだけ意識して良いと思います。
リネンジャケットの裏地でも判断出来ます
いつまで着れるのかが気になる場合は、そのリネンジャケットの裏地でも判断する事が可能で、一般的に「春夏物」は「背抜き」で、「秋冬物」は、「総裏」である場合が多いです。
ベントの種類に関しては、当時はそれぞれちゃんとした目的が有りましたが、「センターベント」「サイドベンツ」については、いつまで着れるかには特に関係有りません。
ただ、「センターベント」だと、腰や背中が冷えるから冬には適していないと言う方も居られます。
もし、現在お手持ちのリネンジャケットがいつまで着れるのか心配な場合は、生地自体の厚さと裏地を意識して見てみると判断し易いと思います。
「え?これがリネン?」と感じる位の厚みがあれば問題有りませんが、どことなく「涼しさ」を感じるようでしたら、夏辺りに着るのに適していると思います。
リネン生地を使用したスーツも有りますが、「リネンのみ」の場合は、秋の始まりから冬に差しかかる前まで着られる方が多いです。
「リネンと他素材」の場合は、一年中着られる物と真冬以外着られる物もあります。
「麻ジャケットの染め直しを失敗してしまう前に」の記事も参考にしてみて下さい。