干支の相性が悪い組み合わせ一覧と納得の理由

中国の旧正月は、旧暦に基づきますので、新暦に合わせると毎年違ってしまいますので、正直、覚えられないですよね。

もちろん、前後10年間分の旧正月に日程については、後述しますので、ご安心下さい。

 

中国ではどんな感じか調べてみると、最も長い連休とされていて、大晦日+旧正月+三が日で、7日間の休みがあると言われています。

日本と同じように、おめでたい日とされていますので、全地域で、祖先を祀り、龍の舞や獅子舞をしたり、爆竹を鳴らしたり、美しい衣装で田植え踊りをしたりするみたいですね。映画やドラマ等で観た事があるかも知れない!と言う方もおられると思います。

 

あとは、日本と同じように、家に飾りをしたり、お年玉があったり、美味しい物と食べたりとかです。

飾りに関しては、日本とかだと、毎年同じようなデザインの飾りですが、中国の旧正月の場合、その年の干支に合わせて飾りも変わるみたいでちょっと羨ましいですね。

 

あと、日本とかだと、お節料理とかお餅が一般的だと思いますが、中国の場合、「魚」「餃子」「春巻き」「餡入り団子」「餅」が欠かせないみたいです。

ちょっと話がそれてしまいましたが、ちょっと、中国の旧正月について気になりましたので、いつなのか?などの期間についての疑問などについてまとめてみましたので、興味はある方は、是非最後まで読んでみて下さいね。

 

中国の旧正月っていつなの?前後10年分を調査

旧暦が基準ですので、毎年変わってしまいます。

ここで、2019年前後10年間の旧正月の元旦の日程をまとめてみますね。

 

2015年2月19日
2016年2月8日
2017年1月28日
2018年2月16日
2019年2月5日
2020年1月25日
2021年2月12日
2022年2月1日
2023年1月22日
2024年2月10日

 

と言う感じで、見事にバラバラです。

そもそも、何故、こんな事になるかと言うと、新暦では1年365日ですが、旧暦だと354日しか無いからです。

 

どうやっても、ズレが生じてしまうので、仕方ありませんね。

「何故、354日?」と思うかも知れませんが、旧暦は1ヶ月29〜30日(29.5日)しか無いからです。その事もあり、旧暦には閏月を3年に1度作り、1年を13ヶ月にしていると言われています。

 

更に、その日の日の出〜次の日の日の出を1日として計算していますので、更に時差が開く地域や国があると言われていますので、旧暦と新暦が合う事は、困難を極めそうです。

旧正月は単純に言うと、旧暦の元日、つまり、1月1日の事(広く言うと1日1日を含めた数日間)の事なのですが、正直、私も含め、「旧正月って、どんなんだったっけ?」と思ってしまう人の方が多いと思います。

 

そもそも、「今は何暦なの?」と言う疑問も出て来ると思いますので、少し説明すると、今は、「グレゴリオ暦」で、ローマ教皇グレゴリウス13世が、1582年10月15日に「ユリウス暦」を改良したのが元で、「新暦」「太陽暦」と呼ばれる事もあるみたいです。

「えっ?1582年から?」と思うかも知れませんが、日本で旧暦→新暦(グレゴリオ暦)に正式変更されたのは、1873年頃だと言われています。

 

個人的に少しだけ面白かったのは、新暦の1日前、つまり今の12月31日は、12月2日だったと言う事で、旧暦最後の12月2日の次の日が、新暦1月1日だったと言う事です。

旧暦の12月3日〜31日までの誕生日の方は、新暦でも旧暦で誕生日を祝ったと思いますが、小さな子供は、ちんぷんかんぷんだったでしょうね。

 

あと、中国は、今の1月1日の正月と旧正月、両方休みなんですね(笑)子供なら嬉しいと思いますが、大人は、職種によっては、大変そうです。

 

中国の旧正月の期間について

日本の大晦日+旧正月+三が日と同じ7日ですが、大きな違いは、「 全国年節及記念日放假弁法」が法令によって定められていますので、国から「休みなさい」と言われているような感じです。

この法令は、割と新しく定められていて、2007年12月16日に可決されたそうですね。

 

以降、毎年、前年12月に来年の旧正月の期間が発表されるらしく、前後に土曜・日曜が有る場合、8日や9日に伸びる事は無く、7日だったら、バシッと7日だけみたいです。

そもそも、中国には、7日以上の連休って無いみたいなんですね、1月1日が新暦の元日で3連休が基本、次が旧正月の7連休、その次は、4月4日の清明節で3連休、その次は、5月1日の労働節で3連休、その次が、6月25日の端午節で3連休、その次が、10月1日の中秋節で3連休、その次が国慶節で7連休なのですが、中秋節と国慶節は、2020年は同日スタートになってしまいますので、7連休なのじゃ無いか?とは言われています。

 

もし、足して11連休になれば、歴史的快挙になるのか?と言う感じみたいですので、少し楽しみですね。今の所、連休の最長が7日ですので、日本に生まれて良かった(笑)と思います。

ちなみに、数年前なら、日本爆買い、最近ならフランス爆買いが行われて話題になっていたのは、旧正月も関係していると言われています。

 

「春節?」と思う人も多いとは思いますますが、実は、「旧正月」と呼ぶ乗って、日本だけみたいで、他のアジア地域では、「春節」の方が一般的みたいです。

ただ、同じアジア地域でも、旧正月の期間には違いがあり、中国や日本と比較した場合、期間が短い場合の方が多いみたいです。

 

例えば、ベトナムは4日間、香港・韓国・シンガポールは3日間しかありません。

更に、旧正月が始まる日にも違いがあり、ベトナムと韓国は大晦日、香港とシンガポールは元日から始まります。

 

国によって全然違いますので、面白いですね〜。

それにしても、「旧正月」と呼ぶのは日本限定って、驚きでした。

 

2019年と2020年の中国の旧正月の期間は?

2019年は2月5日ですので、2月4日スタートの2月11日終了、2020年は、1月24日スタートの1月31日終了です。

ただ、最近では、帰省する比率も下がり気味で、実家には帰らないまま、家族や友達、恋人と旅行して終わり!と言う方も多いみたいですね〜。

 

私は実家が無く、帰る場所も無いのですが、実家が有る人は、帰ってあげて欲しいなぁ〜って思います。

私だけじゃ無いって思いたいんですが、日本は旧正月が祝日では無い事って、不思議ですよね…

 

それに、アジアでも日本って、「旧正月」に関しては他と違う感じで、新暦で正月を迎えるのって、日本だけみたいなんですよ。

で、日本が旧正月を祝日にしない理由ですが、ハッキリとした理由は、未だに不明だと言われていますが、一説によると、「閏年」が関係していると言われていて、閏年だけ13ヶ月にするのも大変で、更に、財政的な問題もあったとも言われています。

 

もしかしたらですが、あまりにも情報が無いと言う事は、そんな「大人の事情」も大きく関係しているのかも知れませんね(笑)

 

中国の旧正月っていつ?期間についての疑問を解決のまとめ

少しは役に立ちましたでしょうか?日本は、他の国よりも、積極的に海外の文化を取り入れようとしているのに、割と重要そうな旧正月には興味が無い所をみると、今の日本文化のように、日本の良さにあまり見向きもせず、海外ばかり目が行ってしまう所は、昔から変わらないし、今後も変わらないのかも知れませんね。ちょっと寂しいです。

でも、沖縄・奄美の一部地域、日本国内の大きな中華街では、旧正月を祝っていますので、次は行きたいですね。

 

あと、補足的な情報になってしまいますが、同じアジアでも、モンゴルは、「モンゴル暦」が使用されていますので、他の国とは違うみたいですね。

あくまで「モンゴル暦」に基づいた状態で、チベット仏教の高僧が、毎年決めているみたいです。