「川越祭り」は、350年以上の歴史が有り、別名「秋の川越祭り」と呼ばれ、無形民族文化財として国から指定され、「ユネスコ無形文化遺産」にも登録されています。
毎年100万人近くの方が来られると言われている位で、一番の魅力だと言われているのは、「曳っかわせ(ひっかわせ)」で、次に29台以上にも及ぶ「豪華絢爛」な「山車」も魅力だと言われています。
江戸時代当時のままの街並みと活気溢れる様子から、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような気持ちにしてくれます。
特に夜の時間帯には「山車」と「提灯」が明るく浮かび上がりますので、非常に幻想的で感動的だと言う方も多いです。
当記事では、「川越祭りはいつから?」と言う素朴な疑問に対する答えと、詳しい日程や時間について説明させて頂きます。
川越祭りはいつ頃から?
現在では、地域住民参加型の祭りですが、元々は寛永15年頃に甚大な被害を出した「川越大火」の復興を目的として「氷川神社」で行われた「例大祭」が始まりだと言われています。
開催地周辺は「小江戸」とも呼ばれており、地元や関係者の方の熱い気持ちによって、現在でも江戸時代当時の街並みは残されており、伝統的な「蔵造り」を観る事も可能です。
川越祭りの日程に関して
毎年、10月中旬の第三週の土曜日から第三週の日曜日にかけての2日間「埼玉県川越市」を中心として1日目は「記念参拝」「山車揃い」「宵山」「曳っかわせ」が開催され、2日めは「巡行」「曳っかわせ」が開催されます。
川越祭り最大の見せ場でもある「曳っかわせ」の開始時間は、2日間で約30分程異なりますので、各交差点で場所を押さえておきたい方は、注意が必要だと思います。
◯一日目(土曜日)の日程と時間
「記念参拝」
(喜多院・仙波東照宮)
「山車揃い」
(川越市役所本庁舎前)
「記念参拝」「山車揃い」共に昼2時から一時間を予定。
「宵山」
(川越市中心街)
夕方6時から一時間を予定。
「曳っかわせ」
(仲町・本川越駅・札の辻・連雀町周辺の交差点)
夜7時から二時間を予定。
◯二日目(日曜日)の日程と時間
「巡行」
(川越市役所前)
昼1時半頃から二時間半を予定。
「曳っかわせ」
(仲町・本川越駅・札の辻・連雀町周辺の交差点)
夜6時半頃から二時間半を予定。
川越祭りの時間の注意点
最大の盛り上がりを見せる「曳っかわせ」の時間は、夜6時半頃から夜9時頃迄を予定しています。
「曳っかわせ」は、「仲町周辺」「本川越駅周辺」「札の辻周辺」「連雀町」の各交差点が有名で、時間になると、毎年大変な混雑を見せ、特に「本川越駅周辺」の交差点は、時間が近づくと共に沢山の人が集まって来る事でも有名です。
100万人近くが来られますし、川越祭り開催日程期間中は、交通規制が敷かれますので、渋滞等の待ち時間や混雑が気になる場合は、公共機関を利用するのが一番です。
「曳っかわせ」に関しては、1日目よりも2日目の方が盛り上がりますので、混雑します。