「ハロゲンヒーター」は暖まりやすい事が特徴の一つで、電源を入れて数秒程度で暖かさを実感出来、帰宅時や風邪を引きそうな時に重宝します。
ですが、最近の電化製品は改良が進んでいますので、「電源を入れて数秒程度で暖かさを実感」出来る電化製品は、ハロゲンヒーター以外にも沢山販売されているのが実際の所です。
もちろん、ハロゲンヒーターが他と比べて「早く暖かくなる」だけが長所では有りませんが、使い方等を間違ってしまうと事故に繋がってしまう可能性もあります。
当記事では、ハロゲンヒーターで「日焼け」してしまう可能性が有るのか?についてと、「やけど」の危険性について説明させて頂きます。
ハロゲンヒーターで日焼けするのは本当?
まず、「日焼け」の原因となるのは、「紫外線」ですので、一般的に「生活家電」として販売されているハロゲンヒーター程度では、「日焼け」する事は有りません。
「日焼け跡」のように皮膚の薄皮が剥がれてしまう事が有るかも知れませんが、「日焼け」では無く、「低温やけど」が起きてしまっている可能性があります。
ハロゲンヒーターは言い方を変えると、周辺を「加熱」しているのと変わりありませんので、使い方を間違えてしまった場合、「低温やけど」を起こし、「日焼け跡」のような状態になってしまう場合が有ります。
熱源である「ハロゲンランプ」自体が直接暖まりますので、「スポット」的に暖める目的で使用される事が殆どで、「暖房をつける程では無いけど、背中を中心に暖めたい場合」に適しています。
ハロゲンヒーターはやけどしやすい?
電源を入れた直後に発熱体の「ハロゲンランプ」自体が通電し、強く発熱しますので、熱源本体と網部分は非常に高温になり、温風が出る家電製品と比較した場合、どうしても「やけど」しやすいです。
もちろん、一箇所ばかりと長時間暖める事は「やけど」の原因になり易く、特に顔がハロゲンヒーターに長時間当たっている状態は危険です。
また、熱源自体が露出している状態ですので、管理状態によっては熱源がホコリ等に覆われてしまい、火災の原因になってしまいがちです。
実際に火災になってしまうと「やけど」どころの騒ぎでは済まされませんので、「油煙」が上がりやすい部屋や、ホコリ汚れ等が目立つ場所には、ハロゲンヒーターはあまり適していないと言われています。
もちろん、乾いた雑巾等でこまめに掃除しているのでしたら、問題は無いと思います。
ただ、最近では「ハロゲンヒーター」では無く、「セラミックヒーター」「カーボンヒーター」が定番商品になっています。
「ハロゲンヒーターの原理|電磁波は有害なの?」の記事も参考にしてみて下さい。