車齢13年以上の「旧車」が、「グリーン化税制」の対象となり、「普通車」「軽自動車」等のガソリン車や「LPG車」等のガス車を乗られている方にとって、衝撃的な話だったと思います。
一昔前とは違い、最近は、「物を大切に扱う時代」になり、普通車等の自動車を長く大切に乗る時代になりました。
それは非常に素晴らしい事だと思う反面、私達を取り巻く自然環境は悪化する一方だと言われています。
随分と少なくなってしまった「自然」や「気持ちの良い空気」等を、これ以上悪くする事無く後世に残す事が出来るのかが少し不安な事も事実だと思います。
普通車を含め、旧車の「窒素化合物」「粒子状物資」等の排出量を考えた場合、「子供」「未来」「自然」を考えると仕方の無い増税だと理解するしか有りません。
グリーン税制と自動車税増税
「所得税法等の一部を改正する法律」「地方税法等の一部を改正する法律」が2015年3月31日に成立した事により、2015年4月1日から一部の自動車税と軽自動車税が増税対象になりました。
これは、「グリーン化特例」による物で、普通車や軽自動車等の「車齢」が13年以上経過した場合の「排出ガス」「燃費」を問題視した増税で、「エコカー減税」の「対」になる自動車税だと言われています。
増税と言うと悲観的に捉えてしまう方も多いとは思いますが、その分、「エコカー」「中古車特例」「ASV特例」「バリアフリー特例」「条例バス特例」等は「免税や軽減」等が行われています。
自動車税の増税、一部旧車の処遇
「ハイブリッド車」以外で、お手持ちの自動車が13年以上経過しており、「旧車」に当て嵌る場合は、増税対象になります。
基本的に「旧車」と言うのは、「車齢10年以上」の普通車や軽自動車の事を指すようで、車齢が10年・11年・12年であれば、自動車税増税の対象では無いようです。
ただ、「旧車」であれば、数年以内に必ず対象になります。
その車に特別な思いが無い場合でしたら、「エコカー減税」の対象になる車に乗り換える方がトータルで考えると賢い選択だと思います。
自動車税の増税、対象となる普通車
自然環境に対する「負担」が大きいと判断された普通車は、「グリーン税制」の重課が適応され、自動車税増税の対象になります。
「普通車」は15パーセント増税になり、「バスやトラック」は、10パーセント増税になりました。
「車齢」に関しては、「自動車検査証(車検証)」の初年度登録年月欄から計算し、現在13年以上経過している普通車も対象です。
「車検前に自動車税納税証明書を紛失した場合」の記事も参考にしてみて下さい。