ヤモリの餌はどうする?頻度や量、虫以外には野菜って本当?

ヤモリは夜行性で臆病な爬虫類ですが、夜にふと家を見上げると大胆に張り付いてたりしますよね。もちろん、自然に生きてくれるのが一番だと思いますが…どうしても飼いたくなってしまいますよね。

飼うとなると、当然、餌が必要になるのですが、亀や金魚、ザリガニとは違い、ペレットや家にある物で代用出来ませんので、ヤモリの餌選びは難しいと感じる人も居ます。

 

当記事では、かわいいヤモリ君の餌に関する情報と面白い基礎知識について簡単にまとめていますので、ヤモリを捕まえて家で飼いたい人は参考になる筈です。

 

ヤモリとイモリの違い

一番分かりやすいのは見た目で、白っぽくて陸上生活をしていて、壁等を歩く事が出来るのが「ヤモリ」です。

一方、お腹の部分が赤く、背中が黒いのが「イモリ」です。基本的に綺麗な水辺で生きているのも特徴です。

 

ヤモリはトカゲと同じ爬虫類、イモリはカエルと同じ両生類と言う感じですね。

画像だと、次の2枚の内、上の画像が「ヤモリ」、下の画像が「イモリ」です。

画像はウィキペディアより

 

ヤモリの餌で虫以外は何を食べるの?

結論から先に言うと、「夜行性の動物食の爬虫類」ですので、昆虫が好き。少しでも健康に生きて欲しい場合は、妙な物は餌として与えない方が良いです。

私達が日本国内で見かけた時、「おっヤモリだ!」と言うのは、「ニホンヤモリ」です。北海道には基本的に居ませんが、日本全国に幅広く生息しています。

 

成体で10〜15センチ位で、「家守」らしく、民家やその周辺に生息します。

基本的にヤモリと同じ所に生息している動物を食べてくれますので、色々与えてみると面白いかも知れません。注意点としては、野生の昆虫を餌として与える場合、「駆虫剤」が蓄積してしまう可能性があります。

 

ガーデニングをされている場合は注意して下さい。虫以外に餌を与える場合は、「クモ」「ミミズ」を与えるイメージですね。同じトカゲに属する「カナヘビ」だと、爬虫類専用のペレットや餌用の冷凍昆虫などを食べてくれる個体は多いのですが、ヤモリは「生きた虫」が好きです。

ですので、ヤモリに生きた虫以外の餌を与えなければならない場合は、冷凍や乾燥の昆虫、ペレットを与えてあげる事も出来ますが、可能性としては低いです。

 

あと、自分の頭よりも大きな餌や固く喉に詰まる可能性がある餌は、ヤモリも食べません。

 

ヤモリの餌の量と頻度ってどうすれば?

野生の世界でハンターとして生きていますので、毎日必ず餌を捕食出来ないのが普通です。

ですので、成体であれば、2日位餌が食べられなくても生命活動に問題は無いと言われていますが、2〜3日に一度の頻度でしか餌を与えなくても良いと言う訳ではありません。

 

ただ、これは成体の話ですので、まだまだ小さい幼体のヤモリの場合、毎日のように餌を与えた方が良いですね。

 

ヤモリが餌を食べないんですけど?対処法

野生のヤモリを捕まえてスグの場合は、極度のストレス等で餌を食べない可能性は高いです。

あとは、水分摂取量が十分で無い場合、餌を食べない場合もありますので、霧吹きでケースの側面を濡らしたり、水飲み場を用意するのも一つです。

 

また、妊娠中や冬場も餌を食べない事が多く、室温や外気温が10℃を下回りそうな場合は、爬虫類飼育用のヒーターを用意してあげた方が良いですね。

これは最終手段ですが、あまりに餌を食べてくれない場合、環境が合わない等の可能性も考えられますので、そのまま自然に帰してあげた方が良いと思います。

 

完全に衰弱させてしまうのは駄目ですが、餌やりも含め、最適な環境下で飼う事が出来なかったり、異変を感じた場合は、優しく元の世界に戻してあげて欲しいです。

 

ヤモリの餌って、「アリ」「バッタ」「クモ」が正解?

自分の生活圏と同じ虫が好きなヤモリですが、「アリ」は与えない方が良いですね。好んで食べるのであれば別ですが、「アリ」はヤモリに噛み付く場合もあり、小さいので栄養が低いと判断されているのか、好んで食べる事はありません。

「アリ」がヤモリに噛み付く事に関連して、「カマキリ」「ムカデ」などの攻撃して来る虫はヤモリの餌に適していません。

 

「クモ」は、一般的な家に出る種類は、「アダンソンハエトリ」「チャスジハエトリ」なのですが、ゴキブリを猛スピードで襲って食べる「アシダカグモ」は、ヤモリの餌として適していません。

家に居る人には無害な小さなクモであれば、好んで食べてくれると思います。

 

「バッタ」に関しては、ヤモリよりも小さく、柔らかいバッタを餌として選んだ方が良いですね。ヤモリの頭は小さいので、あまり大きくて硬いバッタは適していません。

 

ヤモリの餌で、野菜をあげても大丈夫?

威嚇や攻撃の意味で噛んだり口に含む可能性はありますが、ヤモリは野菜を食べる事は無いと理解しておいた方が良いですね。

一部のトカゲのように、人参、小松菜、ほうれん草、白菜を小さく切り、ヤモリの目の前で動かせば餌として食べると言う意見もありますが、昆虫が好きなヤモリでは、考えにくいです。

 

冷凍や乾燥の昆虫、爬虫類専用のペレットを食べる確率が下がる位ですので、ヤモリに野菜を餌として与えるのは無理だと思います。

野生の肉食動物を野菜で飼おうとするイメージに近くなりますので、諦めた方が良さそうです。

 

何で、ヤモリが家の中に出て来るの?寿命は何年位?

私達人間とヤモリの生活環境は近いので、家に出て来たとしても、優しい目で見守ってあげて下さい。

めちゃくちゃかわいいのですが、人によっては、あの目が苦手と言う人もいます。物音に驚いてパニックになって尻尾を千切ってしまったり、人に掴まれた事で人に噛みつき、アゴを骨折する位、かわいい生き物なのは知って欲しいです。

 

ヤモリの成体は10〜15センチ位で、寿命は5年〜10年位だと言われています。

10年はあくまでストレスが少なく、餌が豊富で環境が整っている場合ですので、実際に狭いケースで飼う事を考えた場合、10年は難しいとは思います。

 

ヤモリの鳴き声は?尻尾切れるの?

ヤモリは外敵等に襲われた場合、尻尾を切って逃げる習性があります。切れた尻尾は、数分間は生き物のように動き続けますので、外敵から逃げられる確率が上がると言う訳ですね。

「とかげの尻尾切り」と同じ理由ですが、いきなりヤモリの尻尾が切れたら心配しますよね。いつかは回復して元の長さに戻りますので、ご安心下さい。

 

外敵に襲われた時のように、非常事態時に尻尾を切りますが、いつも通り飼っている時も「強いストレス」を感じた場合、尻尾が切れてしまう場合もあります。夜行性で物陰に隠れて虫を食べるのが好きな生き物ですので、優しくしてあげるのが正解ですね。

鳴き声に関しては、非常に臆病な性格をしているのですが、触られたりした場合、「キュー」「ギュー」と割と大きな声で鳴くのも特徴です。

 

また、「キュー」「ギュー」と鳴く以外にも、「ケケケ」と鳴く場合もありますが、ヤモリ同士の縄張り争いで鳴いている可能性が高いです。

 

ヤモリは縁起がイイ?駆除しても大丈夫?

家で出会ったら最悪な気分になる「ゴキブリ」を食べてくれ、有益な事から、「家守」書かれる事もあります。

家を守ってくれる生き物ですし、夜行性で影に隠れていますので、見かけたら縁起が良いと言う説があります。

 

特に「白いヤモリ」は、金運、幸運、繁栄などをアップさせてくれると言われています。

駆除に関してですが、自分からヤモリに攻撃でもしない限り、無害に近い生き物ですので、個人的には無理に駆除する必要は無いと思います。

 

臆病で繊細な生き物ですので、どうしても駆除したい場合は、近くて大きな物音を立てたり、優しく捕まえて外に出せば問題無いと思います。