家

普段から仲良くしている
知人や友人であったとしても、
いざ「祝う」となると、
なかなか上手く書けませんよね。

「そもそも何を書くんだ…」
と思う人の方が多いのでは?

 

友達の引っ越し祝いのプレゼントを選び、
「熨斗(のし)」等も用意出来たのでしたら、
「メッセージカード」を添えて贈ると、
より気持ちが伝わる筈ですしね。

「直接渡すから必要無いよ」
と思われている方も多いのですが、
「メッセージカード」が有るか無いかで
印象は大きく変わります。

 

自分でレター等を
別途用意する場合は問題は有りませんが、
最近はプレゼント等に小型のレターが
サービスとして付属している事が多いです。

日本人らしい長い文章は、
記入出来ない場合が多いです。

 

また、引っ越しに限らず、
友達へのお祝いのメッセージは
「一言的」にまとめている物が最近の主流です。

 

友達の引越し祝いのメッセージには、
相手に喜ばれる
「雛形(テンプレート)」が存在しますので、
是非参考にしてみて下さい。

逆に、
好ましく無い表現や文字等も有りますので、
失敗する前に。

 

デキる人は、
友達の引越し祝いのメッセージでも
手を抜かない理由

 

新築、マンション、結婚を機に・・・等、
新しくお家を建てられたり、
新しい生活を始められると言う事は、
非常に喜ばしい事です。

 

最近では、
メールだけで済ませてしまう方も居られますし、
主流になって来ています。

ですが、折角の御縁ですから、
「メッセージ」を頂くだけで、
印象が大きく変わる筈です。

 

「何故、
◯◯を引っ越しに選んだのか?」は、
誰でも気になる所だと思います。

例え、高級品であったとしても、
メッセージが無ければ、
印象は半減してしまいます。

 

引越しは大変ですし、
引っ越し祝いを沢山の方から頂いた
と言う方も居られます。

それに、引越し後は、慣れない事、
やるべき事が沢山有り、
引越し祝い所では無いと言う方も多いと思います。

 

そんな時、メッセージが有るだけで、
その時の印象、その時の記憶に強く影響する事が多いです。

特に、数ヶ月から数年先、
それ以上の月日が経過してからの記憶が違うと思います。

 

やはり、嬉しかったり、
幸せだった記憶は、ずっと残りますからね。

普段から感謝の気持ちがあったとしても、
直接言葉にしては伝えにくいと思いますが、
感謝の気持ちを素直に伝えるに最適なシーンだと思います。

 

もちろん、感謝だけでは無く、
新しい生活が始まる事への応援、尊敬、
労いでも素敵だと思いますし、
心配している気持ちを伝えるのも正解だと思います。

 

友達の引っ越し祝いで、
抑えておくポイント

基本的な文章構成ですが、
変によそよそしくなってしまったり、
逆に形式ばり過ぎてしまうようでしたら、
自分の言葉を文章にするのが1番です。

もちろん、間柄にもよりますが。

 

もし、
「何を書けば良いの?」と思った時は、
参考にしてみて下さい。

●お祝いの気持ちをしっかりと伝える

●友達の気持ちも考えてあげる

●新しい住居に対する印象

●引っ越しした友人への気持ち

●締め

 

「お祝いの気持ちをしっかりと伝える」は、
1番最初に伝えたい事を書き、

「引っ越し、おめでとうございます!」

が一般的です。

「友達の気持ちも考えてあげる」は、
相手の現在の心境や環境等を想像しながら、

「念願の一戸建て、夢がまた一つ、叶いましたね!」

等です。

 

「新しい住居に対する印象」は、

「◯◯市は、活気が有り、
素敵な場所だと聞いています」

等です。

「引っ越しした友人への気持ち」は、

「僕も、◯◯さんの話を聞いて、
今以上に頑張ろうと思います!くれぐれも、
無理はしないで下さいね。」

等で、
「自分の感想+相手への気遣い」が一般的です。

 

「締め」は、

「お互い、頑張りましょう!一段落ついた頃に、
遊びに行きますね。

ますますのご多幸と
ご健闘を心よりお祈り申し上げます。」

等です。

 

「締め」の言葉の最後に、
手紙を書いた日付、
名前を書くのが一般的です。

 

引っ越し祝いの友達へのメッセージ例

先程のポイントは、
比較的長文になりますので、
レターサイズに書くのが一般的です。

最近では、
名刺程度の大きさのメッセージカードに
書く方も増えて来ました。

 

文章が短い分、短いけれど、
しっかりと思いを伝える事が大切です。

短い文章は、
「冷たい」「とりあえず書いた」
「社交辞令」的な印象を与えてしまいがちです。

 

当たり前の話になってしまいますが、
「前向きな気持ち」や「新居に行きたい気持ち」が
伝わるようなメッセージが、
引っ越し祝いの短文メッセージには最適だと言われています。

●「引っ越しおめでとう御座います。
絶対、遊びに行きます!」

●「新生活が始まりますね!
応援しています!」

●「引っ越しおめでとう!
何かあったらすぐ行くからね!」

●「どれだけ遠く離れても、
ずっと友達だからね。ありがとう。」

●「引っ越しお疲れ様!
頑張り過ぎないようにしてね。」

●「引っ越しは色々と大変だと思いますが、
頑張って下さい。」

●「引っ越しおめでとう御座います。
これからもよろしくお願いします。」

●「初めは大変かも知れませんが、
心機一転、頑張って下さい。」

●「引っ越しおめでとう。
夫婦生活をエンジョイして下さい。」

●「◯◯(立地条件)が良くて羨ましいです。
お互い頑張りましょう!」

●「素晴らしいお家ですね。
友達である事を誇りに思います。」

●「おめでとう御座います。
皆様が健康で幸せに過ごせる事を
心よりお祈り申し上げます。」

●「引っ越しおめでとう御座います。
◯◯さんなら、笑顔に溢れる家庭を築く事が出来ますね。
応援しています。」

●「これからの暮らしが楽しみですね。
◯◯さんの家族の幸せそうな笑顔が目に浮かぶようです。
おめでとう。」

 

友達でもしっかりしたメッセージを贈りたい場合


少し形式ばっていますので、
受け取った側に硬い印象を与えてしまいますが、
状況によっては、
しっかりとしたメッセージの方が良い場合も有ります。

 

(友人名)様へ または、さん

(季節を感じさせる文章)最近はすっかり春らしくなり、
新芽や桜が綺麗な季節になりましたね。

 

(友人を褒める文章)
駅も近くて海も近くて素敵な場所ですね。
こんな良い場所に住めるなんて、本当に羨ましいです。

(友人を労う文章)引っ越してすぐの内は、
文字通り「手探り」の状態で大変かも知れませんが、
◯◯さんだったら絶対大丈夫だと思います。

 

(友人が孤独を感じない文章)落ち着いたら、
また一緒に◯◯に行こうね。離れてもずっと友達だよ!

(贈り物を選んだ理由)最初は贈り物にしようか迷ったけど、
◯◯さんが自分で選んだ方が良いと思ってカタログにしました。

 

(自分の名前と日付等)2018年1月1日 氏名

 

引っ越し祝いの手紙で
禁止されている漢字や言葉

確かに言われてみると、
「ああなるほど!」と言う話ですが、
家ですので、

「火」「炎」「燃」「焼」「焦」

等のように、
イメージ自体が火災に繋がるような
漢字や単語は相応しくありません。

 

また、
新婚家庭等の状況によっては、

「切」「離」「帰」「返」「放」
「終」「破」「割」「去」「捨」
「冷」「忙」「壊」「消」「降」
「枯」「嫌」「疎」「浅」「憂」
「痛」「病」「相次」「短」

等も相応しく無い場合が有ります。

 

でも、
「私も焦っています」
「火曜日に引っ越しだと聞いて慌てて」
「これは返さないで良いからね!」
「忙しいと思うけど」
「まだまだ夜は冷える」
「短い間だったけど」

とかは、
ついつい使ってしまいそうですよね。