
「両家顔合わせ」を「結納」を兼ねて行われる場合も多く、費用等はどうすべきなのかが気になる所だと思います。
費用や相場等は、地方や年代にもよりますし、価値観等にも大きく左右されてしまうかも知れませんが、単なる「両家の食事会」と軽い気持ちで行うよりは、出来るだけ進行や費用等を考えて有意義な物にしたい所です。
両家顔合わせの費用は誰が負担?
本来決まりは無く、両家の両親が費用を折半する場合と、新郎新婦が費用を折半する場合、新郎が費用を負担する場合が有り、どれが正解と言うのは有りません。
ただ、誰が費用を負担するかについては、「必ず事前に決めておく」必要が有ります。
出来れば、食事開始前に誰が費用を負担するかを、両親顔合わせを開く場所にも伝えておく方がスムーズです。
食事に関する費用について
基本的に「新郎」「新婦」「新郎父母」「新婦父母」の6人で行うのが基本とされていますが、状況によっては、「祖父母」「お子様」が両家顔合わせに立ち会う場合も有ると思います。
食事の費用に関しては、5000円〜10000円位が一番多いと言われています。
ですが、どうしてもそこのホテルやレストラン、料亭等で食事会を開くのが夢だった等、食事に関して強い思い入れが有る場合は、食事費用が相場よりも上になっても問題は無いと言われています。
当たり前の話になりますが、この場合は、新郎新婦が両家顔合わせに必要な費用を負担する必要が有ります。
両家顔合わせの場所について
いくら美味しく雰囲気が良かったとしても、両家顔合わせの場所に「雑音」「他人の話し声」「人の往来」等は適していません。
「個室」で「静かな場所」を選ぶ必要が有り、座敷であれば、「掘りごたつ式」を選んだ方が良いです。
特別な思い入れや、新郎新婦の両親の許可無く、「天ぷら」等の揚げ物、「ステーキ」等の鉄板焼きを直接お客様の前で調理する料理は、汚れ等の原因になりますので、避けた方が良いです。
「カニ」「焼き肉」「串」等のように「会話を中断する必要が有る料理」「直接手を使う必要が有る料理」も避けた方が良いです。
これに関してはそこまで考える必要は無いと言う意見も有りますが、両家顔合わせは「ハレの日」ですので、「お昼」「ランチタイム」が適しており、「夜」「ディナータイム」はあまり適していないと言われています。
テーブルに関しては、全員が顔を楽に確認出来る方が良く、一列に並ぶのは考えものです。
「新郎とご家族様側」が主賓として座って頂く方が印象的に良いと言われています。
理由は、新郎家族へ対して、新婦が「嫁ぐ(とつぐ)」からだと言われています。
入り口やドアに対して背を向けて座るのが「新婦とご家族様側」、入り口やドアが見えるようにして座るのが「新郎とご家族様側」だと言われていますが、「女性を敬う」や「レディーファースト」の考えから、席を逆にしても問題は有りません。
「結婚記念品のお返しの相場は?重要なポイント」の記事も参考にしてみて下さい。