花火

筑後川花火大会は、1650年ごろ、久留米2第藩主「有馬忠頼」公が、久留米市の水天宮に社殿社地を寄進した時、落成の為に花火を奉納した「水天宮奉納花火大会」が始まりだと言われています。

現在の名称は、1965年ごろに変更されたと言われています。

 

全国的に見てもここまで歴史が長い花火大会は少ないと思います。

また、九州周辺にお住まいの花火好きな方から1番人気と満足度が高い花火大会だと言われていますね。

 

一般的な花火大会と比較した場合、アクセス方法が限られていますし、公式で駐車場が用意されている訳では有りませんので、少し不便に感じる方も居られるとは思います。

ですが、大小6会場からなる広大な観覧エリアは1部以外は開放的で、1万8千発と言う圧倒的な量の花火を堪能出来るのは、筑後川花火大会以外には少ないと思います。

 

あと、個人的に有料観覧席が存在しないと言うのは驚きでしたね。

考え方にもよるのかも知れませんが、みんな平等に楽しむ事が出来るのって素晴らしい配慮だと思います。

 

当記事では、2018年度の筑後川花火大会に関する情報や穴場、駐車場や会場場アクセス等について説明させて頂きます!

 

2018年度の筑後川花火大会について

西日本最大規模とも言える1万8千発の花火は圧巻その物で、毎年、45万人もの方が観覧に来ると言われています。

一般的な花火大会とは違い、基本的に8月5日に固定されていて、雨天等の悪天候の場合、8月7日、8月9日、8月11日が予備日として用意されています。

 

実際に、2014年と2015年は雨でスケジュールが変わったと言われていますので、開催日が近づいて来たら天気予報等をチェックしたり、運営の方に問い合わせてみるのも一つだと思います。

 

筑後川花火大会の穴場に関して

 

大小6会場有りますので、人気2会場と残る4会場については後述させて頂きます。

大人気の1会場以外、そこまでこだわりが無ければ頑張らなくても場所取りが出来ます。

 

主に地元の方が利用する穴場的な場所が6ヶ所近く有りますが、一般的な花火大会よりも広大な場所が確保されている筑後川花火大会は、穴場では無く、6会場を利用するのが、何か特別な事情な無い限りオススメです。

 

▲両替町の公園

毎年人が居るとは言われていますが、芝生にシートを敷けばかなり快適に観る事が出来ます。

見つけにくい場合は、久留米市役所の横です。

 

▲宮の陣駅周辺の河川敷

小森野会場へ向う方が利用する駅ですが、途中の河川敷からも花火を観る事が出来ます。

花火大会が目的では無いけど、近くに来たから行ってみよう的な方が利用している印象です。

 

▲高良山付近

会場から遠く、花火も小さめですが、ゆったりとした空間が好きな方に人気の穴場的場所です。

 

▲豆津橋付近

みやき会場周辺で、そこまで近くは有りませんが、京野と篠山から打ち上げられる花火を観る事が出来ます。

 

▲長門石町付近能動

京野会場の裏手側で、本当に周辺情報の方がチラッと観に来る時に使っている印象です。

田畑も有り、私有地だと思いますので、マナー良く利用したいですね。

 

▲ゆめタウン久留米

結構会場から距離が有りますが、4千台の無料駐車場が魅力の一つだと思います。

ゆめタウン久留米に駐車して何も買わないのは迷惑行為でしか有りませんし、マナーが悪いと今後規制される可能性も有りますので、お礼代わりに買い物等をしておくとお互いWin−Winの関係になるとは思います。

 

22時頃まで営業されているのも嬉しいですね。

 

筑後川花火大会の駐車場

公式で駐車場を用意されていませんので、土地勘が無い人が空いている駐車場を探すのは困難だと思います。

特に当日は交通規制が敷かれていますので、バスも大きく遅れてしまう程の大渋滞と言う年も珍しく有りません。

 

車のナビや会場周辺地図等に記載されている駐車場は、夕方前にはほぼ満車状態です。

実際に始まる1時間前位には会場周辺に到着していたのに、いざ駐車し終わる頃には花火大会が1時間近く経過してからだった・・・と言う話も珍しくは有りません。

 

更に、花火大会終了後も酷い渋滞が待ち受けています。

筑後川花火大会は8月5日ですので、水分を大量に摂取している人が殆どだと思います。

 

予約が出来る駐車場を探す、15時位に駐車してしまう、1駅だけ電車に乗ると言うのがトラブルが少ないと思います。

サガン鳥栖のベストアメニティスタジアムの無料駐車場が開放されていますが、同日に試合等があると利用するのは難しいです。

 

ベストアメニティスタジアムの駐車場には、無料と有料が有り、一般用は、第4駐車場、第5駐車場、バス優先の第6駐車場、有料駐車場1〜3です。

運良く試合が無く、駐車可能であったとしても、夕方前には埋まる可能性が高く、筑後川花火大会の交通規制や花火大会前後の渋滞は考慮しておいた方が良いと思います。

 

筑後川花火大会の会場について

京町、篠山、みやき、小森野、長門石、鳥栖の合計6会場近く用意されている状態ですので、どこの会場が良いのか?が分かりにくいと思います。

会場の規模も大小有りますが、「京町会場」「篠山会場」が鉄板だと言われています。

 

特にこの2会場は、美しい仕掛け花火が観れるスペースですので、会場面積も広めです。

1番人気で場所取りの難易度が高いのは、水天宮も近い京町会場です。

 

入場時間が遅いと入場規制がかかってしまいますので、敷地内に入る事自体が難しくなります。

篠山会場も京町会場と同じ位人気なのですが、場所取りの難易度を考えると雲泥の差です。

 

篠山会場はとにかく広いのが特徴で、毎年、何故か出店周辺に人が集まります。

そこまで場所にこだわらなければですが、花火大会の開始直前に行っても場所取り出来るのが篠山会場お特徴です。

 

人気の京野会場、篠山会場以外はグッと場所取りが楽になります。

小森野や長門石はそこまで混雑は無く、会場から1番遠い鳥栖は、足腰に余裕が有る人なら良い会場なのかも知れません。

 

鳥栖会場は、最寄り駅から徒歩30分以上は必要だと思いますし、他の会場でも場所取りが出来ますので、私では行く理由が無いように感じます。

どの会場にするか迷う場合、仕掛け花火と打ち上げ花火をしっかり観たいなら、京町か篠山です。

 

仕掛け花火は程々に、打ち上げ花火や雰囲気を味わいたいなら、みやき、小森野、長門石、鳥栖と言う選択肢になると思います。

会場と穴場を選択してからアクセス方法を考えるとスムーズになると思います。

 

筑後川花火大会のアクセスについて

専用の駐車場は用意されていませんので、殆どの方は「JR鹿児島本線久留米駅」を利用されます。

他には、「西鉄久留米」を利用される方も居られます。

 

バスの利用を考えられている方も居られるのかも知れませんが、会場付近は渋滞過ぎて歩いた方がマシと言う年も少ない無いと思います。

 

▲JRが鹿児島本線久留米駅

打ち上げ時間は19時40分〜21時10分ごろですので、前後1〜2時間位は、やや大げさに言うと何十万人近くの人が集まります。

 

実際、「JR鹿児島本線久留米駅」から会場は徒歩15分程度あれが到着しますし、人が動く流れは止まらないのでストレスはマシな方だと思いますが、やはり会場敷地内に入ると人が凄いです。

行き自体は問題無く到着出来るかも知れませんが、帰りは入場制限が有りますので、注意が必要かも知れません。

 

筑後川花火大会は8月5日ですので、猛暑だと思いますが、快適さを求めるのであれば、早く場所取り等をしておいた方が良いと思います。

帰りは、終わったら即帰るか周辺で時間を潰してから帰った方が良いと思います。

 

帰りの電車は人が一杯で、人の熱気でうだるような暑さです。

慣れている人は、事前に往復切符を購入していたり、ICカードを利用しています。

 

特に今年2018年は日曜日開催ですので、想像以上の混雑が予想されます。

時期的に熱中症や脱水症状等が起きやすいので、水分摂取等はしっかり行って下さいね。

 

▲西鉄久留米駅

会場は、京町会場や篠山会場を含め、6ヶ所近く用意されていますが、篠山会場付近に行く場合は利用するのも正解だと思います。

ただ、目的地が京町会場の場合は遠回りになりますので、「JR鹿児島本線久留米駅」を利用した方が良いと思います。

 

「JR鹿児島本線久留米駅」よりも会場からの距離が有りますが、有料の臨時シャトルバスが片道230円で大学病院付近で運行されています。

臨時シャトルバスを利用する場合の注意点では有りませんが、17時〜22時までしか運行していませんので、早く会場へ向う方、会場付近で時間を潰してから帰る予定の方は、運行時間を忘れないようにした方が良いと思います。

 

筑後川花火大会のまとめ

当記事は、少しでもお役に立てましたでしょうか?

余裕があればですが、8月1日には「大濠花火大会」も有りますので、是非参加してみて下さいね。

 

敷地面積も広く、点在しているような状態ですが、出店も400以上は出店していて、久留米ご当地グルメも用意されていますので、遠方から来られる方も楽しめると思います。