入学祝いのお返しは「お金」もしくは「品物」が主流ですが、一番大切なのは、「入学祝いを頂いた小学校に上がるお子様の電話」で、二番目に大切なのは、「お子様と親の手紙」だと言われています。
本来であれば、入学祝いにお返し(内祝い)は必要無いと言われていますが、頂いた場合の「電話」「手紙」は必ず用意したい所です。
小学校入学祝いのお返しの手紙(親)
品物でお返しする場合に関しても「便箋」に手書きの手紙を入れるのが基本で、黒の「筆ペン」「万年筆」で記入するのが望ましいですが、最近では「ボールペン」でも良いとされており、手紙に書く文章は「縦書き」が基本ですが「横書き」でも構いません。
お返しの手紙の文章構成は、上から
(a)「季節の挨拶」
(b)「相手への気遣い」
(c)「入学祝いに対する感謝」
(d)「入学式を無事に迎える事が出来た事」
(e)「小学校に通う子供の意気込みや様子(前向き)」
(f)「手紙の文章をしめる為の言葉」
で書くのが基本とされています。
ただ、「テンプレート」的な文章は好まれていませんので、親や子を問わず、「自分なりの文章」で手紙を書くのが喜ばれます。
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(a)「まだまだ寒い日が続きますが、春はもう目前だと感じさせてくれる日も有り、晴れやかな気持ちで過ごさせて頂いています。」
「最近では、春を感じさせる蕾も膨み、もう目前なんだと期待も膨らんでいます。」
(b)「いかがお過ごしでしょうか。」
「皆様、いかがお過ごしでしょうか。」
(c)「先日は、(入学祝いを頂いた子供の名)の入学祝いを頂き、誠に感謝しております。」
「この度は、(入学祝いを頂いた子供の名)の入学祝いを頂き、本当にありがとうございました。」
(d)「◯月◯日に入学式を無事迎える事が出来、(e)へ続く」
「入学式を無事終える事が出来、(e)へ続く」
(e)「毎日楽しそうな様子で過させて頂いております。」
「元気に通わさせて頂いております。」
(f)「季節の変わり目等、体調を崩される事が無い事を祈り、健やかな姿でお会い出来る事を楽しみにしております。」
「心ばかりですが、内祝いの品をお送りさせて頂きましたので、ご笑納して頂けると幸いです。」
もちろん最後は、入学祝いを頂いた「親」の名前で「署名」するのが良いとされています。
「子供」が手紙を書く場合は、年齢にもよりますが、「気持ち」が伝われば十分だと言われています。
小学校入学祝いのお返し
入学祝いを頂いた日に「電話」をするのが基本で、出来れば小学校入学祝いを頂いたお子様にも、直接「感謝の一言」を添えて頂くのが良いとされており、遅くても2〜3日以内には電話するのが基本です。
お返しは「内祝い」と言い、品物でお返しする場合は、「のし」に「内祝い」「小学校入学祝いを頂いたお子様の氏名」を記入するのが基本で、相場は入学祝いの30%前後が基本で、50%にはならない範囲でお返しするのが基本です。
「入学祝いのお返しを品物にすると失敗しない?」の記事も参考にしてみて下さい。
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