南禅寺の紅葉ライトアップの見ごろと注意点

南禅寺は紅葉の名所としても有名で、「見ごろ」を迎える時期には、毎年沢山の参拝客で賑わいます。

特に「天授庵」の紅葉夜間ライトアップの美しさは有名で、「JR東海・そうだ、京都、行こう。」でも大々的にPRされた事も有り、日本を含め世界中の方から注目されました。

 

同敷地内で紅葉が美しいとされているのは、「天授庵」「南禅院」「境内」の3か所で、「境内」以外は「参拝料」が必要です。

各参拝料に関してですが、「天授庵」は大人400円、「南禅院」は大人300円です。

 

当記事では、南禅寺の紅葉ライトアップに関する情報と「見ごろ」や「見どころ」に関する情報について説明されて頂きます。

 

南禅寺「紅葉の見ごろ」に関して

毎年、11月中旬頃から南禅寺の紅葉は色づき始め、11月の下旬頃が「見ごろ」だと言われています。

もちろん、全国の紅葉の見ごろにも共通している事ですが、平均気温が8度以下で5度が理想、昼夜の寒暖差が激しい事や雨や風によっても「見ごろ」は変わって来ますので、南禅寺の紅葉を何度も見に行けない方に関しては、「紅葉予報」は必ず参考にしておいた方が良いと思います。

 

南禅寺「紅葉の見どころ」に関して

南禅寺塔頭「天授庵」から見渡す紅葉が一番の「見どころ」だと言われ、様々なメディアで取り上げられている「南禅寺の紅葉」の大半は「天授庵」の物だと言われています。

「南禅院」に関しても拝観料は必要になってしまいますが、ふらっと日中に少しだけ南禅寺の紅葉を見たい場合は、「南禅寺境内」に関しては「無料」で散策する事が出来ます。

 

もちろん。「南禅寺境内」であったとしても、紅葉の「見ごろ」を迎える頃には美しい紅葉を観る事が出来ますので、それから「天授庵」「南禅院」への拝観を検討されるのも一つだと思います。

ただ、百道夜間ライトアップが実施されるのは、「天授庵」のみですので注意が必要だと思います。

 

また、南禅寺「天授庵」夜間ライトアップ時には、日中は拝観する事が出来ない「前庭」「襖絵」「書院」等が特別に開放されますので、以前、日中に来られた方でも十分に楽しむ事が出来ると思います。

 

南禅寺の紅葉「夜間ライトアップ」に関して

「天授庵」夜間ライトアップは、毎年11月の15日から30日頃迄を予定しており、時間に関しては夕方5時半から夜9時頃迄を予定しています。

ただ、終了時間が夜8時45分位の場合も有りますので、じっくりと南禅寺の紅葉を堪能したい場合は、注意が必要だと思います。

 

南禅寺「夜間ライトアップ」参拝時の注意点

南禅寺「天授庵」自体は午前中から参拝可能ですが、「夜間ライトアップ」開始時間に一度「仕切り直し」のような状態になり、「夜間ライトアップ」前に参拝していたとしても、一度退去する必要が有り、もう一度料金を支払う必要が有ります。

もし、「夜間ライトアップ」を目的として昼過ぎから「場所取り目的」で行かれる場合は「無意味」になってしまいますので、開始時間の夕方5時半前に並ぶ方が良いと思います。