京都の夜桜「円山公園のかがり火と注意点」

京都の円山公園には、早咲きの「シダレザクラ」、標準と言われている「ソメイヨシノ」、遅咲きの「ヤマザクラ」を中心として、680本以上有ると言われています。

特に公園内庭園の中心に位置する「シダレザクラ」が有名です。

 

他の夜桜の名所のように、「桜祭り」等の目立った催事は行われませんが、非常に人気が高い名所の一つです。

特に、円山公園の夜桜が人気の理由は、一般的な夜桜のライトアップとは違い、通常の「ライト」の他に「かがり火」も使用されている事だとも言われており、当時の雰囲気も楽しむ事が出来ます。

 

京都円山公園の夜桜が見れる期間

毎年、3月の中頃もしくは下旬から夜桜のライトアップが始まり、4月12日前後まで夜桜のライトアップは行われていますが、毎年「予定」ですので、変わる可能性も有ります。

例えば、3月の6日頃に夜桜のライトアップが始まる年も有りますし、13日頃に始まる年、20日頃に始まる年も有ります。

 

「かがり火」の場合は、京都の円山公園の夜桜ライトアップ中はずっと楽しめると言う事では無く、3月の下句から4月の上旬までの短い間行われる事が多いです。

3月27日から4月5日まで行われた年も有りました。

 

京都円山公園の夜桜を楽しみたい場合、「早咲き」「標準」「遅咲き」のどの桜を楽しみたいかによって、時期が異なります。

標準木として選ばれている「ソメイヨシノ」であれば、ニュースや新聞等で発表されている京都の「桜前線」「桜開花予報」等を規準にすれば問題有りません。

 

ですが、京都の円山公園の主役とも言われている中心の「シダレザクラ」を楽しみたい場合は、「ソメイヨシノ」よりも少し早いので、注意が必要です。

 

京都の桜が開花する時期

例年であれば、早咲きの「シダレザクラ」は、3月の下旬から4月の初めまで楽しめ、標準木の「ソメイヨシノ」は、3月の下旬から4月の中旬辺りまで楽しめる事が多いです。

遅咲きの「ヤマザクラ」は、4月の上旬から4月の中旬まで楽しむ事が出来る事が多いです。

 

平均気温が低い場合は、「花冷え」を起こすので桜の持ちが良くなり、夜桜が楽しめる期間も長く楽しめます。

平均気温が高くなってしまったり、雨や強風等が続いてしまった場合は、夜桜が楽しめる時期は短くなってしまいます。

 

夜桜が点灯されている時間

毎年、日没と共に京都円山公園の夜桜は点灯され、深夜1頃まで続きます。

日没〜夜の9時辺りまでは、非常に混雑してしまいますが、終電や周囲のお店が閉店する時間帯になると混雑は解消されますので、もし、時間的に余裕が有る場合は、遅めだと比較的空いています。

 

ただ、かがり火の場合は日没から夜の11時頃辺りまでですので、かがり火も予定に入れられている場合は、注意が必要です。

京都円山公園の枝垂れ桜を堪能する為に」の記事も参考にしてみて下さい。