血糖値測定器の使い方「何mg/dlから危険?」

「血糖値測定器」は最近では、インターネットでも気軽に購入する事が出来、価格も10000円前後の一般的な物から、3000円、5000円位で気軽に購入出来る物まで有り、より身近な物になりつつあります。

もちろん、身近な物になったとは言っても、身体の一部に針を刺して検査する事になりますので、衛生面に留意し、正しい使い方と実践する事が大切ですが、実際にしてみると「釣り針」が指に少し刺さってから傷口を抑えて汚れた血を押し出す程度の使い方しかしませんので、誰でも安全で簡単に出来るようになっています。

 

当記事では、血糖値測定器の使い方について説明させて頂きます。

 

血糖値測定器の使い方

個人で血糖値測定器を購入した場合、「取り扱い説明書」が付属しており、記載されている使い方に従って使用するのが一番です。

どの商品にも共通している使い方について説明させて頂きます。

 

「手を洗う」

「100円均一等で販売されている使い捨て手袋を装着する」

「測定用チップを剥がし、測定器に奥まで入れる」

 

「針を採血部分の所定の場所に設置する」

「針を刺す部分周辺にアルコール消毒を行う」

「直径2ミリ程度のドーム状の血液が出れば穿刺針を使用して採血する」

 

「血糖値測定器の血液測定部分に血液を付着させる」

「採血した部分を止血させる」

 

以上が大まかな流れですが、心配な方は、「簡易糖尿検査」が良いと思います。

 

血糖値測定器の規準

当たり前の話になってしまい恐縮ですが、人間は「睡眠時」「起床時」「食事後」「空腹時」に血糖値は変化し、これを「血糖値の日内変動」と呼びます。

一般的に健康的な方と糖尿病予備軍または糖尿病の方は、血糖値の上の数値と下の数値が変わります。

 

健康的な方は、食事後の血糖値は高くなりますが、時間と共に安定していきますが、糖尿病予備軍または糖尿病の方の特徴としては、「食事後の血糖値が異常に高い」事があげられますが、「空腹時血糖は正常値」である事も有る事が挙げられます。

現在使用されている血糖値測定器に記載されているかも知れませんが、食後2時間前後の血糖値が140mg/dl以上の場合は注意が必要で、200mg/dl以下までは「境界型」と呼ばれる「食後高血糖」の状態です。

 

食後2時間前後の血糖値が200mg/dl以上の場合は、「糖尿病型」と呼ばれる状態で、「空腹時血糖値」が126mg/dlである場合が多いです。

また、「空腹時血糖値」が126mg/dlであったとしても楽観視出来ない状態で、110c以下までの間であったとしても、「空腹時高血糖」と呼ばれる状態です。

 

今後の食生活等にもよりますが、血糖値測定器を使用した場合、食後2時間前後の血糖値が140mg/dl以下で空腹時血糖値が110mg/dl以下に抑える事が出来たのでしたら、日頃の努力が実って来たと言う事です。