麦茶ポットの白い斑点はカビ?病気になる前

麦茶には、体温を下げたり虫歯の予防、血液サラサラ効果や粘膜の保護等の効果が期待出来、普通に過ごしていても体力が低下してしまいがちな夏に飲んで頂きたいお茶の一つです。

カフェインが含まれていませんので、寝苦しくて睡眠不足になりがちな夏でも安心して飲む事が出来ます。

 

ある程度作り置きしておく方が多いと思いますが、他のお茶と比較すると「デンプン」が多く、保存状態によっては、「白い斑点」等のカビが増殖し易いので、注意が必要です。

 

麦茶ポットの白い斑点の正体

麦茶ポットに付着している「白い斑点」の状態によって、「カビ」か「カルキ」かに別れます。

「カルキ」の場合は、結晶化してしまっていますので、「カビ」とは違い、「漂白剤」等に浸けておいたとしても、なかなか落とす事は出来ないと思います。

 

有効的なのは、「クエン酸」による浸け置きで、100円均一や薬局等で簡単に入手する事が可能です。

その麦茶ポットの材質や状態によって異なるとは思いますが、「漂白剤」「クエン酸」等の洗浄は、3回に1回程度でも十分だと言われています。

 

気になるようでしたら、「熱湯の麦茶」を入れたり、「熱湯」を入れる等の「熱湯殺菌」をすると万全だと思います。

麦茶ポットにカビやカルキによる白い斑点が確認出来た場合、「重曹」で擦り洗いされる方も居られますが、「重曹」は粒子が荒くて固いので、傷を付けてしまう可能性が高いので、あまり良い方法とは言い辛いと思います。

 

麦茶ポットに見えない傷が無数に出来てしまう事になりますので、「カビの根」が奥に潜り込み易く、汚れが取れにくくなります。

 

麦茶ポットのカビを防ぐ方法

麦茶は他の種類のお茶よりもカビが増殖し易いので、定期的に漂白剤で浸け置きするだけでカビのリスクを大幅に下げる事が可能です。

麦茶を抽出する時には、しっかり沸かしたお湯で抽出するか、鍋に入れてしっかりと煮出す事と、よりリスクは下がりますし、「水出し」「継ぎ足し」の麦茶よりも美味しいと思います。

 

麦茶ポットの材質については、「耐熱ガラス製」が望ましく、「パッキン」部分が完全に取り外せる物の方が、「黒カビ」の増殖のリスクを大幅に下げる事が可能です。

「黒カビ」は「白カビ」よりも身体への危険性が高く、特にご高齢者様やお子様等、免疫力が低い方には悪影響を及ぼす可能性も有ります。

 

また、「耐熱プラスチック製」の麦茶ポットを使用される方も多いとは思いますが、長期的に考えると「耐熱ガラス」の方が良いとは思います。