グリセリンカリ液の使い方の基本と黒ずみ対策

「グリセリンカリ液」は、「グリセリン」と「水酸化カリウム」を混ぜた液体で、薬局や大手通販サイト等で比較的安価で購入する事が出来、容量等によっても異なりますが、数百円から1000円程度です。

「水酸化カリウム」は、「石鹸」の原材料として有名で、単体だけでは強いアルカリ性を示し、原液を使用すると「皮膚」を溶かす程の強さが有り、この性質を「色素沈着部分」や「固くなった皮膚」、「角栓」等に利用します。

 

当記事では、グリセリンカリ液の「使い方」と「黒ずみへの使い方」について説明させて頂きます。

 

グリセリンカリ液の使い方

一般的には、「あかぎれ」や「ひび割れ」、「手の保湿」や「タコ」等に使用されますが、「皮膚の黒ずみ」「脇の色素沈着」「かかとの角質」

角質や黒ずみへの使い方は簡単で、「コットン」や「綿棒」等でグリセリンカリ液を気になる部分につけるだけです。

 

注意点に関しては、「焦らない事」「その部分だけしない事」「皮膚の異常を感じた場合、すぐに使用を中止する事」等が挙げられます。

先ほども少しだけ説明させて頂きましたが、グリセリンカリ液は、水酸化カリウムの「アルカリ性」を利用して固くなった皮膚や角質を柔らかくしたり「溶かす」事が目的ですので、あまり焦り過ぎてしまった場合、次から皮膚が固くなってしまったり、その部分だけ他とは違う色にってしまう可能性が高いです。

 

使い方と同じように、「頻度」も大切で、2日に1回でも十分過ぎる位で、顔に行う「ピーリング」と同じだと思って頂いた方が良いと思います。

理想を言えば、3日〜1週間に1度位で良く、角質や黒ずみが気にならなくなって来たら、数週間から1ヶ月に一度位の頻度で、「メンテナンス」してあげるような使い方で十分だと思います。

 

また、使い方とは関係が無いのかも知れませんが、使用直後は「ベタつき」等が出る場合が多く、お風呂に入る前に行うか、十分に乾燥させる方が良いです。

「ベビーパウダー」等を使用される方も居られます。

 

グリセリンカリ液の黒ずみへの使い方

「グリセリンカリ液の使い方」でも説明させて頂きました通り、コットンや綿棒等で「黒ずみ」が気になる部分に「拭き取る」ような使い方で、ゆっくりと「水酸化カリウム」のアルカリ性で「溶かす」ような使い方で黒ずみが取れていきます。

注意点としては、グリセリンカリ液は比較的強く、皮膚の薄い部分や粘膜周辺への使用は注意が必要です。

 

もちろん、肌荒れや傷、敏感肌や「肌が弱い」方には、あまり適しているとは言い難いです。