ヘッドライトの黄ばみの取り方の王道と防止方法

ヘッドライトの「黄ばみ」の原因は、「ポリカーボネート樹脂製」の場合は「表面のコーティング剤の剥離」や「酸化」、「直射日光」「経年劣化」等です。

「高速走行」による物も比率としては高く、走行時の「ゴミ・チリ・ホコリ」等による細かな傷等が主な原因だと言われています。

 

当記事では、ヘッドライトの「黄ばみ取りの王道」についてと「簡単で意外な黄ばみ防止」について説明させて頂きます。

 

ヘッドライトの黄ばみ取りの王道

「1日以上の余裕が有る方限定」ですが、とりあえず、自分の身体を守る為に「要らなくなった軍手」「マスク」を装着した方が良いです。

次に「愛車」のボディを守る為に「新聞紙」「養生テープ」もしくは「マスキングテープ」、「紙テープ」でヘッドライト周りを保護します。

 

ここからが本番で、「耐水ペーパー」を使用して表面のコーティングや劣化したポリカーボネートを削り取り、「より細かな耐水ペーパー」で磨いて表面を滑らかにします。

この時に「流水」で洗う人も多いのですが、次の日に完全に曇りきったヘッドライトの車で出勤したく無い場合は、「無水エタノール」「ドライヤー(冷)」「ブラシ」等で「削りかす」を取り除いた方が早く仕上がります。

 

その後、「コンパウンド」を使用します。

「ピカール」が安くて便利ですし十分だと思いますが、お金に余裕が有れば、車用品店でヘッドライト専用の物を購入するのも良いと思います。

 

次に「コンパウンド」に含まれている「油分」を落とす為に「台所用洗剤」を少し希釈した物で表面を吹き上げ、次の「コーティング剤」の「乗り」を良くする為に「無水エタノール」で吹き上げます。

この時に「要らなったタオル」等で拭き上げる方も多いですが、「糸くず」が出てしまいますので、「料理用リードペーパー」「要らなくなったTシャツ」等で吹き上げた方が綺麗だと思います。

 

もちろん、この状態でもヘッドライトの「黄ばみ」は十分に綺麗になりますので、体力的な事を考えてもここで終えても大丈夫ですが、今後の事を考えると、仕上げに「2液式ウレタンコート」を使用すると完璧です。

ただ、「2液式ウレタンコート」は、絶対に「安物」は買わないようにして下さい。

 

見た目が以前よりも悪くなりますし、苦労が水の泡になりますので、必ず車専用のスプレーを使用してください。

価格の目安は、2000円から3000円位もしくは、それ以上です。

 

ヘッドライトの簡単で意外な黄ばみ防止

数ヶ月から半年に1度位の高い割合で「ヘッドライト磨き」を受けていれば「黄ばみ」が出る可能性は低いですが、「磨き」には変わりませんので、気休め程度だと理解しておいた方が良いと思います。

もちろん、車用品店に販売されている1000円から3000円位のヘッドライト黄ばみ防止剤等も同じで、数ヶ月毎に実施するのが基本です。

 

それ位でしたら、「虫よけスプレー」を散布して吹き上げる事を繰り返した方がマシですし、仕上がりもそこまで変わりませんし、何よりも安く上がります。