梅雨入りの別名と時代背景、曖昧さの原因

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梅雨入りの別名と時代背景、曖昧さの原因

6月頃、まとまった雨が降る梅雨前線と気圧が変化し、本格的な「梅雨入り」が始まりますが、大昔は「梅雨」は、「梅の実」が成長する時期だけを意味し、時期的な事を意味する「一般常識」では有りませんでした。

1600年辺りでは、現在のように「梅の実」では無く、「栗の花」が堕ちる時期を現在の「梅雨入り」の到来を伝える物だとし、「ついり」と呼び、「堕栗花」「栗花落」と表現しました。

 

ですので、博識や方や花が好きな方は、「梅雨入り」を別名の「堕栗花(ついり)」と呼ぶ方も居られると思います。

また、雨が続き、湿度や気温が上昇してしまうと、食物等が腐敗し易い事から、別名「潰いゆ(ついゆ)」「黴雨(ばいう)」と呼ぶ方も居られます。

 

別名、「堕栗花」と呼ばれた背景

意外と知れれていませんが、「栗の花」は、梅雨の時期と栗の花が落ちる時期が重なる事から、「堕栗花(ついり)」と呼ばれ、「栗花落(ついり)」と表す場合も有ります。

開花時期の終了が梅雨入りの目安とされていた時代も有ったと祝えている程です。

 

別名では無く、「梅雨入り」が定着した理由

「梅雨入り」は、丁度「梅」が結実する時期と重なるので、「梅」の漢字が使用されていると言われています。

別名の「堕栗花」の「栗の花」よりも、「梅の花」の方が、全国的に見ても「身近」で浸透していますので、「梅雨」で落ち着いたと言われています。

 

俳句の季語で「梅雨入り(ついり)」と読む場合と、漢字2文字で「入梅」と書く場合が有ります。

 

「梅の実」と「梅雨入り」の関連性

梅雨に入ると雨が振り、梅の実はその雨を受ける事によって、大きく実り、梅雨の雨が降る日が短ければ短い程、梅の品質は落ちると言われています。

現在でも、6月に梅の実は収穫され初めますが、雨の振り具合によって、収穫時期は前後します。

 

梅雨入りと関係する「葵」

「梅雨葵(つゆあおい)」と呼ばれる「立葵(たちあおい)」と呼ばれる花は、上へ向かって順に花が咲く事で有名で、梅雨入り位の時期に下の方から花が咲きます。

上の部分の花は、丁度、梅雨明け位の時期に咲きます。

 

梅雨入りが曖昧な理由

梅雨の「入り」や「明け」に明確な規準や定義は存在しませんので、「梅雨入りしました」「梅雨明けしました」と断言する事は現在出来ません。

元々、梅雨の「入り」や「明け」は、気象学とは関係が無かったと言われている位ですので、「要望が有るから取り入れました」と言うのが本当の所だと言われています。

 

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