鎌倉のあじさい観光で絶対に外せない11寺院

鎌倉であじさいが美しいと言われている時期は、毎年5月の後半から6月の中頃にかけてで、周囲には美味しい海の幸や観光名所も有り、沢山の観光客で賑わいます。

こんにちは!きせまめです。あじさいって言うと、どうしても学校の課題とカタツムリから全力で遠ざかる友人を思い出してしまうのですが、一面に広がる美しいあじさいを見ると本当に綺麗ですよね。

 

「あじさい三大名所」も有りますので、初めて鎌倉のあじさいを観に行くと言う方は、是非制覇して下さいね。

ただ、経験は語るでは有りませんが、三大名所だけあって、人はある程度多いですし、石段が雨で濡れて滑りやすい場合も有りますので、歩きやすい靴が良いです。

 

鎌倉のあじさい三大名所

鉄板中の鉄板と言った感じですので、もはやきせまめの説明は要らないと思いますが、「明月院」「長谷寺」「成就院」は抑えておきたい所です。

どれも、駅から5分〜10分程度で到着しますので、非常にアクセスが良い所も嬉しいです。

 

鎌倉のあじさい名所「明月院」

明月院は、「北条時宗」が1383年に建立した事で有名で、あじさいの数は数千以上とも言われています。

石段を登ろうとすると石段の両脇に美しい青の「姫あじさい」が、こぼれ落ちそうな位美しく茂っています。

 

この青色の事を「明月院ブルー」と呼ぶらしく、土が「酸性」を帯びている証拠みたいで、青色のあじさいの花言葉は「忍耐強い愛」だそうです。

花言葉に興味が有る人にも是非行って欲しいですね。

 

住所は、神奈川県鎌倉市山ノ内189で、JR北鎌倉駅の近くです。

 

鎌倉のあじさい名所「長谷寺」

あじさいも有名ですが、「鎌倉の西方極楽浄土」と言われるだけあって、1年中何かしらの花等を楽しむ事が出来るように配慮されています。

「回遊式庭園」を採用していて、2500株以上のあじさいが植えられています。

 

明月院のように青一色も素晴らしいのですが、赤紫、青、白、紫、桜色と言うバリエーションに富んだ色が美しく、約40種類以上のあじさいを楽しめる事でも有名です。

「あじさいの経(こみち)」とも呼ばれています。

 

住所は神奈川県鎌倉市長谷3丁目11−2で、江ノ電長谷駅の近くです。

 

鎌倉のあじさい名所「成就院」

2015年から2017年迄の間は、「あじさい三道」が改修工事の為、あじさいを観る事が出来ませんでしたが、2017年3月5日以降は観る事が出来ます。

成就院も長谷寺と同じように、色とりどりのあじさいが楽しめる事でも有名で、石段をある程度登れば、美しい海が見れます。

 

もちろん、あじさいも有名ですが、成就院と言えば、「恋愛成就」としても有名ですので、きせまめも気合を入れて望みたいと思っています。

住所は神奈川県鎌倉市極楽寺1-1-5で、江ノ電極楽寺駅の近くです。

 

あじさい三大名所以外の鎌倉の名所

「あじさい三大名所」の周辺にも沢山の名所が有りますので、周辺散策のついでに観て回るのも良いと思います。

きせまめ的には、江ノ電に乗って景色を観て欲しいのですが、曇りや風の強い日は周辺のあじさい寺を散策した方が良さそうな気もします。

 

御霊神社(鎌倉)のあじさい

「福禄寿」が祀られている事でも有名で、「子供を授かる幸福」「財産」「長生き」を司る七福神の1人です。

もし、七福神に興味が有る場合は、

 

「本覚寺」の「夷尊神」

「妙隆寺」の「寿老人」

「浄智寺」の「布袋尊」

「鶴岡八幡宮」の「旗揚弁財天」

「江島神社」の「江島弁財天」

「宝戒寺」の「毘沙門天」

「長谷寺」の「大黒天」

 

を制覇してみるのも良いかも知れません。

写メ等が好きなのであれば、あじさいと江ノ電を一緒に写真に納められる場所が有ります。

 

沢山人が居ますので、何となく分かる筈です。

住所は神奈川県鎌倉市坂ノ下4-9で、長谷駅の近くです。

 

光則寺(鎌倉)のあじさい 

あじさい以外にも年間を通して美しい季節の花を楽しむ事が出来る事でも有名で、「花の寺」とも呼ばれている位です。

住所は、神奈川県鎌倉市長谷3丁目9−7で、長谷観音バスの近くです。

 

極楽寺(鎌倉)のあじさい名所 

観光スポットとしても有名ですが、ドラマの舞台にもなった「極楽寺駅」も人気で、今で言う所の「聖地巡り」と言った感じでしょうか?

また、「極楽寺駅」は、「関東の駅百選」にも認定されていますので、切符をお土産にされる方も居られます。

 

あじさいの数はそこまで多く無い印象ですが、あじさいが映える空間である事は間違い無く、人気です。

住所は神奈川県鎌倉市極楽寺3丁目6−7で、当たり前の話ですが、極楽寺駅の近くです。

北鎌倉のあじさい名所

「あじさい三大名所」は混雑しますので、少し避けたい場合は、北鎌倉周辺にも魅力的なあじさいの名所が存在します。

 

円覚寺(鎌倉)のあじさい

明月院と同じく、北条時宗が建立した寺院で、現在でも禅僧が修行し、土日坐禅会も開催している事でも有名です。

きせまめには座禅は無理そうです。

 

ボリュームや本数自体は三大名所には及びませんが、円覚寺と言う歴史ある空間の中に「ふんわり」とあじさいが植えられているのが特徴で、ゴージャスとも言える位のボリュームが有る明月院と比較してみるのも楽しいと思います。

住所は神奈川県鎌倉市山ノ内409に有り、JR北鎌倉駅の近くです。

 

東慶寺(鎌倉)のあじさい

結構気づかずに通り過ぎてしまう方も多いのですが、実は、階段を挟んだ左右であじさいの種類が「ガクアジサイ」「ヤマアジサイ」で違います。

きせまめも、「一粒で二度美味しい!」と感動したあじさい寺の一つです。

 

三大名所のような豪華さは有りませんが、赤、白、紫、桃色の美しいあじさいが迎えてくれますので、十分に楽しむ事が出来る筈です。

住所は、鎌倉市山ノ内1367で、JR北鎌倉駅の近くです。

 

浄智寺(鎌倉)のあじさい

あまり聞いた事が無いと言う方も居られますが、「布袋様(七福神)」「仏像三体」「鐘桜門」等も有り、「鎌倉五山」と呼ばれる臨済宗の寺院の格付け第四位です。

「布袋様は知ってるけど、どんな神様だったっけ?」と言う方も多いと思いますが、「夢」「人格」を司る神様です。

 

住所は神奈川県鎌倉市山ノ内1402で、JR北鎌倉駅の近くです。

 

長壽寺(鎌倉)のあじさい

「長寿寺」と記載される事も有りますが、「足利尊氏」のお宅跡です。

きせまめは、「お宅跡」と聞くだけで何故か緊張してしまいます。

 

混雑は予想されてしまいますが、期間限定ですので、出来れば週末に来て頂きたい寺です。

名所は「三門」「本堂」「観音堂」「書院」「小方丈」「庭園」「足利尊氏の墓」等で、歴女向けかも知れません。

 

住所は神奈川県鎌倉市山ノ内1で、JR北鎌倉駅の近くです。

 

建長寺(鎌倉)のあじさい

禅宗寺院としは日本最古と言う歴史が有る寺の一つで、座禅体験も出来ます。

まあ、雑念にまみれたきせまめには無理そうですが。

 

敷地面積も広めですので、ゆったりとあじさいを楽しむ事が出来ますが、「半僧坊大権現参道」周辺は是非抑えておきたい所だと思います。

住所は神奈川県鎌倉市山ノ内8で、JR北鎌倉駅の近くです。

 

きせまめの感想

鎌倉周辺であじさいが楽しめる寺院についてまとめましたが、他にも「本覚寺」「妙本寺」「安国論寺」「海蔵寺」「鎌倉宮」「浄妙寺」「報国寺」「瑞泉寺」等も有ります。

正直、あじさい寺としての知名度は、先程まとめさせて頂いた寺院程では有りませんが、総合的に考えたり、個人の趣向によっては、負けない位魅力的だと思います。

 

周囲には美味しい食事所や観光名所も有りますので、是非、楽しんで来て下さいね!